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〈トーク〉 懐徳的イスラーム~問いを問い直し教えに迫る6時間~

【トーク】
懐徳的イスラーム~問いを問い直し教えに迫る6時間~

来る1月16日、浄土宗應典院の本堂ホールにて「懐徳的イスラーム~問いを問い直し教えに迫る6時間~」と題した学習会を開催いたします。ゲストには、同志社大学客員教授の中田考先生をお迎えします。また、趣旨に賛同いただき、 同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科の内藤正典先生にもご出講いただくこととなりました。

本年度、應典院寺町倶楽部では、釈徹宗先生のもとで仏教等の勉強会を重ねるNPOそーねとの連携・協力のもと、1年を通してイスラームについて掘り下げていく場を設けて参りました。具体的には、2015年1月3日にヨルダンのパイロットが殺害されたことを受け、今年度は偶数月の3日に應典院で「まわしよみ・イスラーム」、偶数月の3日に阪急曽根駅近くにあるNPOそーねの拠点「練心庵」にて 『イスラーム概説』(訳出:黒田美代子)の読書会を重ねてきました。今回の学習会では、違いを前提に他者を思う、共感を鍛錬する場、その集大成として6時間にわたって、イスラームについて掘り下げます。

應典院で行ってきた「まわしよみ・イスラーム」では、2012年度のコモンズフェスタで陸奥賢さんが発案された「まわしよみ新聞」の方法を用いて、イスラームについて問いを深めてきました。まわしよみ新聞は、それぞれが面白いと思った記事を切り抜き、その面白さを他の参加者に紹介し、最後にそれぞれの記事を持ち寄って再編集した新聞をつくる「メディア遊び」です。陸奥さんによる書籍『まわしよみ新聞のすゝめ』などによってその方法が広く公開されていることもあり、今や日々どこかのまちで取り組まれています。

一方で、練心庵での 『イスラーム概説』の読書会では、釈先生のご指導を受けながら、あらかじめ指定されたページを読み込み、イスラームの教えと、それに基づいた行為の意味について語り合ってきました。應典院での「まわしよみ・イスラーム」では問いを明らかにし、練心庵での読書会では教えに迫る、この両者を交互に行うことで、いかに「わかっていないか」がわかる、そうした学びを重ねてきました。取り組みの経緯と経過については、應典院寺町倶楽部の会報にも記しておりますので、あらかじめ参照いただければ幸いです。

應典院寺町倶楽部会報「サリュ」第97号2015年5・6月号
http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?content_id=1065

当日は、時々刻々と変わる世界情勢に対して共通の理解が導かれるよう、この間、2つの場所を往復して深めてきたイスラームについての問いを参加者の皆さんと共有しながら、参加者どうしの対話を重視します。そのため、お二人のゲストからまとまったお話を伺って宗教としての規範や儀礼を細かく紐解くイスラム教についての勉強会ではなく、まさに「イスラーム」の表記を選んでいるとおり、国家のあり方や社会制度全般に関心を向けていきます。そこで、かつて大阪に存在した町人の学び舎「懐徳堂」では、教科書や先生から学ぶ近代的な学校とは異なり、文字通り「徳を懐う(おもう)」学び合いの場であったことに着目し、企画名を「懐徳的イスラーム」といたしました。

6時間は出入り自由、概ね1時間ごとに休憩を入れさせていただく予定です。休憩の際には、なつめやしのお菓子「デーツ」をご用意いたしますので、イスラームの文化に触れる機会ともしていただけますことを願っています。また、途中で「まわしよみ・イスラーム」を実演し、参加者どうしの対話と理解がより深まる工夫なども重ねて参ります。

日時:1/16(土)12:00~18:00(入退場自由)

会場:2F本堂ホール
参加費:1,500円(干したなつめやし「デイツ」のおやつ付)

ゲスト:中田考(同志社大学客員教授)、内藤正典(同志社大学大学院教授)
進行:山口洋典(浄土宗應典院主幹・應典院寺町倶楽部事務局長)
一ノ瀬かおる(NPOそーね)

共催:NPOそーね

申込:「コモンズフェスタ2016特設ページ」

開催日

1/16(土)12:00~18:00(入退場自由)

場所

2F本堂ホール

料金

1,500円(干したなつめやし「デイツ」のおやつ付)

お申し込み

申込:コモンズフェスタ2016特設申込ページhttp://bit.ly/cf2016IS

お問い合わせ

應典院寺町倶楽部 事務局 TEL/06-6771-7641 Mail/info@outenin.com