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「遺族とたち」〜「人生の最期」にこだわる仲間たち

年間114万人が亡くなる多死社会は、私たちが多くのグリーフ(死別の悲しみ)を背負う時代でもあります。たいせつな人の死をどう受け入れ、どう送るか〜それは日本人が独自の歴史と文化の中で育んできた、遺族の精神史と重なります。
しかし、少子化が加速して、人と人のつながりが分断し、また孤独死、無縁死も急増する中、死者と遺族の関係にも大きな変化が押し寄せています。そもそも死後の承継者が縮小すれば、「遺族なき供養」という事態も拡大していきます。葬送の分野では、血縁に頼らない永代供養墓が普及しており、首都圏では葬儀をしない「直葬」派が全体の3割を占めるといいます。
墓や葬式、あるいは僧侶という存在は、長い歴史を通して、死別の悲しみを支える作法を伝えてきました。しかし、遺族が急速に変容する今、「葬式仏教」も制度疲労を来し、大きな動揺が窺えます。
遺族を巡り、今何が起きているのか。そして、遺族なき現代にあって、死別の悲しみをどう支え、死者をどのように悼むのか。今回のエンディングセミナーは、3つの視点から「遺族とグリーフサポート」について考えます。

開催日

7月10日(土)開会14時(閉会16時30分)

プログラム

1.大蓮寺・第1回自然賞授賞式(14:00〜14:30)
受賞者:NPO法人エンディングセンター(井上治代代表)
2.記念講演「遺族と<墓友>たち」〜「人生の最期」にこだわる仲間たち
講師:井上治代さん
3.秋田光彦住職・井上治代さん対談:(15:30〜16:30)
進行:NPO遺族支え愛ネット・出口久美さん

料金

1500円(應典院寺町倶楽部・学生は1200円)

お申し込み

上町台地.cotocotoからのオンライン予約 http://uemachi.cotocoto.jp/event/40689

もしくは下記、應典院寺町倶楽部までお願いいたします。

お問い合わせ

應典院寺町倶楽部

543-0076 大阪市天王寺区下寺町1-1-27
TEL 06-6771-7641
FAX 06-6770-3147
info@outenin.com

主催・協力等

主催 應典院寺町倶楽部
共催 浄土宗大蓮寺、應典院
助成 公益財団法人JR西日本あんしん社会財団
協力 NPO法人遺族支え愛ネット、Live on、NPO法人エンディングセンター

PDFダウンロード

2010エンディングセミナー総合チラシ(PDF形式1.5MB)

人物(五十音順)

井上治代
(ノンフィクション作家・NPO法人エンディングセンター代表・東洋大学准教授)