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9月9日、野宿者支援の社会慈善委員会「ひとさじの会」のご一行が東京から。

9月9日の午前、東京から野宿者支援に取り組む社会慈善委員会「ひとさじの会」のご一行が当山を訪問、秋田住職と懇談をしました。同会は、浄土宗光照院の吉水さんが代表で、主に仏教者が中心となり、浅草界隈の野宿者に食事の支給活動を行っています。貧困問題が深刻化する中、宗教の社会貢献が期待されるところですが、野宿者支援の実態は大半がキリスト者によるもので、仏教は消極的とされてきました。

同会は2009年4月に発足以来、宗教的信念に立って、活発な活動に取り組んでおり、仏教者による社会慈善のモデルとして注目されます。31歳の吉水岳彦代表は「凡夫として、現場に学ばせていただいています」と。大阪でも釜ヶ崎にて、宗教者の実践が始まっており、今後の東西の交流が期待されます。

(写真、右から2番目が吉水さん)