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2月22日〜3月8日、もりわきりえイラスト展「ひとつだけ」を開催

もりわきりえイラスト展「ひとつだけ」

2月22日から3月8日まで、イラストレーター、もりわきりえさんによる個展「ひとつだけ」が應典院2階気づきの広場で開催。これは、コモンズフェスタ会期中の22日と30日、2F気づきの広場にて行われました参加型公開リサーチに基づいて作成されたイラストが展示・販売されるというものでした。「人生の終わりにひとつだけ棺桶に入れるとしたら、あなたは何を入れますか?」の問いに対して、23名がインタビューに回答。小さなテーブルの脇に置かれた、段ボールで出来た小さな椅子に腰を掛け、それぞれが思う「物」の思い出が語られました。
中には、何を棺桶に入れるかを悩み、奥に置かれた特製の棺桶に入って考える方も。その他、時折、ガラスの窓越しに大蓮寺の墓地を見つめながら話をされる方や、直接「棺桶」や「死」とは関係ない話で盛り上がる方も。しかし、それぞれに、人に話す事により今の自分のあり方を見つめ、自分の歩んで来た道を振り返る機会となったようです。
十人十色の「棺桶に入れたいもの」は、各々の想いを重ね、もりわきさんによりイラストに。墓場を見つめつつ、自らの死と生を考える一つの手がかりとなれば、と願っての企画でした。さて、皆さんでしたら何を入れるでしょうか?