第64回寺子屋トーク9/15「〈祈り〉から3.11後社会をデザインする」

「3.11」の衝撃は、日本人及び日本社会に大きな覚醒を呼び起こしました。人と人、人と共同体、また自然との関係が問い直され、伝統や風習など精神の基層のようなものが掘り起こされました。これまでの近代的・市場的価値が行き詰まり、新たな社会に向けて、関係性の再構築が求められているといってもいいでしょう。
宗教は、長く地域の風土に根付き、心の拠り所としての役割を果たしてきました。が、一方で、個人化や情報化が進み、とくに都市部では社会的な価値の低下は著しく、その存在感も大きく後退しています。
もちろん制度や慣行に安住して、社会に接点を持たなかった宗教(者)にも大きな責任はあります。しかし、とりわけ3.11以降、活発化する「宗教の社会参加・社会貢献」は大きな潮流となっており、これまでの宗教とは異なる公共的な役割を担いつつあります。積極的に他セクターと協働する、宗教者ネットワークもありますが、むろんそれは一般NPOと同類化することではありません。
宗教の根底には「祈り」があります。また、現世を超えたつながりや、死者との交流(供養や鎮魂を含む)など、宗教独自の関係論や物語があります。これまで社会の価値から取りこぼされてきたものをどう再生(デザイン)して、これから社会に活かしていけるのでしょうか。また、日本人の精神の基盤にあった「こころの資源」を掘り起こし、改めて再提示することで、次の社会のありかたにどのような希望を示すことができるのでしょうか。祈り(=宗教)を基軸に、3.11後社会の行方について語り合います。

1部では、ゲストの哲学者・内山節さんに、文明の災禍に臨む今、社会の再生に何が求められているのか、を語っていただき、2部では宗教者やNPOの代表者とともに、震災後の共同体と宗教の役割について語り合います。

○登壇者
内山 節さん(哲学者)
田中 利典さん(金峯山寺執行長)
白波瀬 達也さん(大阪市立大学都市研究プラザ博士研究員)
稲場圭信さん(大阪大学准教授)
秋田光彦さん(浄土宗大蓮寺住職・應典院代表)

開催日

9月15日(土) 開会13時30分(閉会16時30分予定)

料金

1500円(應典院寺町倶楽部会員・学生1200円)

お申し込み

上町台地.cotocotoでのオンライン予約(定員100名)

http://uemachi.cotocoto.jp/event/71054

應典院寺町倶楽部
〒543-0076
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
TEL 06-6771-7641 FAX 06-6770-3147
E-mail info@outenin.com

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主催・協力等

主催 應典院寺町倶楽部
共済 支援のまちネットワーク
後援 「宗教と社会貢献」研究会
協力 新日本宗教団体連合会大阪事務所