應典院寺町倶楽部 | 事業

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大小多彩な企画が、現代建築の中で展開。


 円形の本堂ホールと、個性の異なる2つの研修室を擁する應典院。2006年度には、およそ50本程度の演劇と、10本程度の映画、さらには約70のワークショップが開催されました。もちろん、これらが全て應典院ならびに應典院寺町倶楽部によるものではありません。実際、多くの方々に活用され、寺院の伽藍が「がらんどう」の対極の形、すなわち賑やかな場が生まれています。

教育・福祉・芸術文化の公共性に接近

学び、アート、ケア、まちづくり、スピリチュアリティを見つめる

 会員向けのニューズマガジン「サリュ」52号にも示しているのですが、應典院寺町倶楽部が展開する各種の企画は、学び、アート、ケア、まちづくり、スピリチュアリティの5つにまとめられます。事実、應典院は寺子屋ということばが象徴するとおり寺が古くから学びの拠点であったことに着目し、寺子屋トークと題した企画を行ってきました。また、医療、福祉、教育、国際交流等、多岐にわたる専門分野を横断して、生活文化に根ざした魅力や問題を明らかにする実践こそアートであると捉え、コモンズフェスタ等を展開してきています。そして、古来からの「世話」の文化が契約に基づく「ケア」という制度化の流れにあることを踏まえ、お互いの「いのち」に向き合う機会を生み、自らの死生観を育む場づくりに取り組んでいます。加えて、寺を拠点にした一連の活動の総体は、まちづくり活動そのものですし、自己と他者が積極的に向き合う機会が生み出されることにこだわるのも、お寺を拠点に活動している反動と言えます。
 以下、應典院寺町倶楽部が連続して展開する5つの事業をご紹介します。いずれも特徴的なのは、場を提供する宗教法人應典院に対し、應典院寺町倶楽部が違和感なく場を創造していることです。應典院という場の個性に、應典院寺町倶楽部がどのような価値を創出できているかに着目いただければ、と思います。なお、その他各種イベントについては、トップページの「トピックス」等をご覧いただきたく思います。

寺子屋トーク

仏教には「自利利他」という言葉があります。自利とは本来、「自分のために修行をすること」であり、利他とは「その修行で悟ったものを他に及ぼし、救済すること」を意味します。まさにその自利利他の実践の場が寺子屋トークです。主催者、参加者が「互いに気づき合う場」として、各回の内容は企画され、実施しております。

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コモンズフェスタ

コモンズフェスタは、コミュニティの再構築を願って1998年にスタートしました。従来から地縁型・血縁型の共同体ではなく、一人ひとりがそこに参加することを自己決定する共同体の構築を目的としています。そのため、毎年、多彩な催しを「パッケージ化」して、提供しています。それらを通じて、公と私のあいだにある「共」の場にまなざしを向けています。

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いのちと出会う会

「いのちと出会う会」は2000年に始まりました。「死」を見つめることは「生」を見つめることと考え、いかにこの人生を意義あるように輝いて生きるかを考えるのが「生と死を考える」意味です。最初は医療や生と死の問題について考え、参加者相互が分かち合うことが多かったのですが、最近は野宿者支援など、話題提供者の幅も広がってきました。そして、国内外で社会活動をされている方々も話題提供者としてお招きすることが多くなってきました。

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space×drama
 舞台芸術祭「space×drama」は、應典院が積極的に表現活動の発信の拠点となる「場」となることを目的に、1997年より開催しています。当初は、小劇場演劇、コンテンポラリーダンス、ライブハウス系の音楽、以上現代の舞台芸術3つのジャンルを網羅したプログラムにて実施していました。2003年以降は設立5年以内の若手劇団だけが参加する企画へと変更しています。2008年の企画については、詳細が決定次第、特設サイト「www.spacedrama.net」にて告知させていただきます(2008年2月を予定しています)

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應典院コミュニティ・シネマ・シリーズ
 應典院コミュニティ・シネマ・シリーズとは、2005年より実施している新作映画のプレミア上映会やデジタルシネマの上映会です。應典院寺町倶楽部では、コミュニティシネマ協議会のコミュニティシネマ憲章に賛同し、官民が一体となった新しい上映活動「コミュニティシネマ」活動を実施しています。この、新しい形の上映活動によって、「公共上映」を推進することによって、地域における豊かな映画環境の実現も目指しています。制作と鑑賞をいかに接続するか、この大きな問題に向き合っています。