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開催予定

第52回 チベット発・東京経由「仏(ぶつ)リンピック」大阪大会
〜慈悲による怒りは、赦されるのか。〜

2008.5.11(日) 13:30〜17:00
(終了後交流会<有料:500円>開催予定)

 緊迫したチベット情勢から、早一ヶ月。オリンピック開催の是非論に重ねて、弾圧と虐殺に対する悲しみと支援の輪が広がりつつあります。しかし、問題の本質は、チベットと中国のあいだの領土の問題ではありません。そこには、政治と宗教の両側面から取り上げられるべき、慈悲と共生に関する「いのち」の問題が横たわっています。
 このような状況のなか、NGO・NPOやメディアだけでなく、仏教寺院等でも、深い学びの場が創出されています。特に、東京・港区にある青松寺では、4月29日に「臨時仏教ルネッサンス塾」として、「仏(ぶつ)リンピック」が開催されます。これは、仏教の柱である、〈智慧の獲得〉—学ぶこと、深く知ること—と〈慈悲の実践〉—心からの思いやりをもって行動すること—この2つが、真のオリンピック精神の実現と共鳴、共振するのではないか、という問いから催される講演会です。「選手団」になぞらえらたゲストは、應典院でもお馴染みの上田紀行氏(東京工業大学大学院准教授)らが務め、170名を超える方々にご参加をいただいたとのことです。
 そこで、應典院でも、1997年より開催してきた「寺子屋トーク」の一環として、「仏リンピック」大阪大会を開催いたします。東京と同じく、「選手団」の団長には、上田紀行氏をお招きいたします。相互共存の世界を実現するには何が必要か、私たちができること、すべきことは何かを考える場としたいと考えます。また、開催前には、法要も行い、他者への供養と自らの誓いの機会もつくります。「選手団」は今後も拡大予定、どうぞ、皆様の広範な関心とご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

「第52回寺子屋トーク参加申し込み」LinkIcon

 第1部 講演 上田 紀行 氏(東京工業大学大学院准教授
 第2部 ディスカッション「ゴールは涅槃だ。」(仮)

  • 1.チベットの歴史、仏教について(20分)
  •  クンチョク・シタルさん(聞き手:上田紀行さん)
  • 2.チベットの現在(25分)
  •  金昇龍さん(聞き手:上田紀行さん)
  •   ※その中で「チベットチベット」を10分程度上映
  • 3.日本人は何を為すべきか
  •  ゲスト、参加者各位


<ゲスト(仏リンピック出場選手)>
 ・上田紀行さん(東京工業大学大学院准教授 ・仏教ルネッサンス塾塾長)
 ・クンチョク・シタルさん(チベット仏教普及協会<ポタラカレッジ>副会長)
 ・川原英照 師(蓮華院誕生寺貫首・れんげ国際ボランティア会会長)
 ・金昇龍さん(映画「チベットチベット」監督)

 他


参加費:一般1,500円(應典院寺町倶楽部会員・学生1,200円)
申込み:ウェブサイト・FAX・電子メールにて應典院寺町倶楽部まで
    〒543-0076 大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    Tel 06-6771-7641  FAX 06-6770-3147
    E-mail info@outenin.com
    URL http://www.outenin.com

 主催:應典院寺町倶楽部
 協力:大蓮寺・應典院

<ゲストプロフィール>

上田紀行さん(東京工業大学大学院准教授:文化人類学・比較価値論・仏教思想)

1958年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科文化人類学専攻博士課程修了。愛媛大学助教授を経て現職。1986年、スリランカへ赴き、民俗仏教「悪魔祓い」と仏教思想に基づく農村開発運動「サルボダヤ」を研究。帰国後、「癒し」の概念と思想を世界に先駆けて提唱した。現代社会の諸問題についても、毎日新聞論壇時評、NHKスペシャル、「朝まで生テレビ」、「BSブックレビュー」など、多彩なメディアで積極的に発言、日本社会の変革への提言を続けている。不景気な世のなかだとか、格差社会だとか、なんとなく日本人みんながしゃがみ込んでいる今、人間そして社会が「輝き(生きる意味)」を取り戻すヒントのありかを模索する。その他、日本仏教の復興を提言し、2003年より東京の青松寺での「仏教ルネッサンス塾」塾長として活躍。また、2005年度はスタンフォード大学仏教研究所にて客員として仏教学を講義。そして、2006年にはインドにてダライ・ラマ法王と二日間に及ぶ直接対談を実現。この対談は『目覚めよ仏教!ダライラマとの対話』としてNHK出版より2007年に上梓されている。

クンチョック・シタルさん(チベット仏教普及協会<ポタラカレッジ>副会長)

1952年チベット本土のリラ村生まれ。インドへの亡命の後、'73年よりダラムサラ仏教論理大学で学修。'83年、ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ師とともに来日。共同で様々な研究活動に携わり、'92年に大正大学大学院文学研究科博士課程(仏教学専攻)を満了。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)文化交流担当となり'98年まで勤務。大正大学総合仏教研究所研究員、東洋大学東洋学研究所研究員。共著書『実践・チベット仏教入門』(春秋社)

川原英照師(真言律宗別格本山蓮華院誕生寺貫主)

1952年熊本県玉名市生まれ。1976年高野山大学佛教学科卒。現在会長を務める「れんげ国際ボランティア会(ARTIC)」では、1981年より、タイ・カンボジア・スリランカ・チベット難民(インド)の自立のための国際協力NGO活動を続ける。また、同じく会長を務める「親を大切にする子供を育てる会」では、1990年より青少年の社会教育に務める。「寺院は地域の総合文化センターであり余暇・生き甲斐づくり・まちづくりの発信基点であるべき」とのモットーのもと、各種の対社会的活動とネットワークを広げるよう努めている。2005年にはダライ・ラマ14世を熊本に招聘。また、2008年4月29日の臨時仏教ルネッサンス塾にも出講。

金昇龍さん(映画監督)

1968年福井県生まれ。滋賀県出身の在日コリアン3世。高校卒業後、大阪の明治東洋医学院に進学。1990年ベルリンの壁を見るために出たヨーロッパ旅行で旅に目覚め、毎年春に世界を一人旅に出た。同院3年のとき、河瀬直美監督作品「萌の朱雀」のスタッフに加わったのを契機に、自分で映画を撮りたい衝動にかられる。その第一歩に韓国を選んだのは「心の中で渦巻いていたものと決別し、世界旅行から帰ってきたら日本に帰化するため」だった。ところが開き直った心境で先祖の国を旅する中で、以前と違うものが見えてきた。あてどの無い世界旅行の途中、1997年、北インドのダラムサラでチベット問題を知り、持っていたビデオカメラでチベット難民の現状を撮影開始。帰国後編集し2001年3月チベットチベットとして完成、各地で上映活動をはじめる。現在は沖縄に移住し、海外を紹介する映像作品の制作をつづけている。

開催趣旨

 寺子屋トークは、劇場型寺院・應典院を拠点に、多彩な芸術文化活動を推進するアートNPO「應典院寺町倶楽部」が主催する「現代版」の寺子屋活動です。楽しみ、学び、癒しの場として寺院がまちに活かされるよう、生活文化に根ざしたテーマを取り上げています。年間3〜4回の頻度で、主に教育、福祉、アート、宗教、まちづくりなどの実践家や研究者を招き、講演やシンポジウムを実施しています。その他の應典院寺町倶楽部の活動と同様に、多くの団体との協働を通して新しい知の創造と文化の創出を目指していることが特色です。都市、教育、家族、ボランティアなどの幅広いテーマから、参加者相互の出会いと気づきと学びと交流の場として、<こころ>の読み方、感じ方を学んでいただくことを願っています。

開催記録

第1回(1997.5.22)
「EQのかしこい育て方、教えます」

大阪YMCA幹事 金 香百合さん

第2回(1997.6.23)
「新家族物語・地域から母子を考える」

京都大学教授  山崎 高哉さん

第3回(1997.7.14)
「癒しの時代をひらく」

東京工業大学大学院助教授 上田 紀行さん

第4回(1997.9.10)
「自分自身を大切にする」

梅原 昌子さん

第5回(1997.10.22)
「芸術文化NPO/地域社会再生を考える」

メインゲスト:演劇評論家 衛 紀生さん

大阪文化団体連合会事務局参与 三好康夫さん

関西子ども文化協会 蔦田 夏さん

第6回(1997.11.8)
「介護のこころを考える」

在宅介護ネットワーク、北欧の福祉を学ぶ会代表 西脇 創一さん

第7回(1997.12.9)
「子どものこころは死んでいるか〜生死を悟るこころを育む〜」

京都大学助教授 カール・ベッカーさん

第8回(1998.3.5)
「居場所のない子どもたち〜すべての家庭を〈賢治の学校〉に〜」

賢治の学校 鳥山 敏子さん

第9回(1998.6.8)
「不登校児から学ぶもの〜心の教育を考える」

生野学園校長・臨床心理士 村山 實さん

第10回(1998.7.2)
「子供の心と脳を育てる」

総合幼児教育研究会常任講師 久保田 競さん

第11回(1998.9.30)
「人が人としてつながりあえる社会のシステムづくり」

京都造形芸術大学教授、精神科医 野田 正彰さん

第12回(1998.10.26)
「子どもの力を引き出すプログラムについて」

関西大学非常勤講師、ドーンセンター事業担当コーディネータ兼務 田上 時子さん

第13回(1998.11.9)
「"教育"って何だ!」

メインゲスト:東京大学助教授 汐見 稔幸さん

フリー・ルポライター 野寺 夕子さん

第14回(1998.12.7)
「"自信"を育てる子育てワーク」

ホリスティック教育研究会代表、日本ホリスティック協会副会長 手塚 郁恵さん

第15回(1999.2.11)
「日本語のレッスン」

演出家 竹内 敏晴さん

第16回(1999.5.28-29)
「写真家・橋口穣二の仕事〜時代と個人を見つめつづけて〜」

写真家 橋口 譲二さん

第17回(1999.6.11)
「大いなるものに生かされる〜幼児期からの心の教育」

東洋大学教授 伊藤 隆二さん

第18回(1999.7.1)
「ノストラダムスをぶっ飛ばせ!」

メインゲスト:臨済宗・神宮寺  高橋 卓志さん

浄土宗系単立・法然院 梶田 真章さん

真宗大谷派・瑞興寺 清 忠彦さん

日蓮宗・法華寺 杉若 恵亮さん

天台宗・吉祥院 竹内 純照さん

第19回(1999.9.15)
「教育・競争から共生へ」

教育ジャーナリスト 横川 和夫さん

和歌山大学生涯学習教育研究センター長・教授 山本 健慈さん

第20回(1999.11.13)
「日本人の死に方大論争!」

メインゲスト:大阪大学教授・宗教学・本願寺派僧侶 大村 英昭さん

社団法人コミュニティネットワーク協会理事長・医師 神代 尚芳さん

大阪外国語大学・都市民俗学 森栗 茂一さん

編集者・繁昌花形本舗代表 塚村 真美さん

第21回(2000.2.9)
「どんぶらこっこ〜いのちをはぐくむ児童文学〜」

埼玉大学 安達 忠夫さん

第22回(2000.6.10)
「学び=つなぐ力」

大阪YMCA 金 香百合さん

大阪女子大学 吉田 敦彦さん

第23回(2000.7.20)
「虐待〜暴力がこどもの心に与える影響〜」

中央大学教授、日本子どもの虐待防止研究会 横湯 園子さん

第24回(2000.10.23)
「もうひとつの"学びの場"を創る〜寺院とNPOの協働を考える」」

メインゲスト:東京シューレ代表 奥地 圭子さん

日本ホリスティック教育協会代表 吉田敦彦さん

財団法人全国青少年教化協議会プログラムオフィサー  神 仁さん

應典院寺町倶楽部理事 榛木 惠子さん

第25回(2000.11.12)
「日本人の死に方大論争!パート2」

メインゲスト:葬送ジャーナリスト 碑文谷 創さん

宝塚NPOセンター事務局長 森 綾子さん

佛教大学助教授 村岡 潔さん

第26回(2000.12.24)
「21世紀法要」

作家 辺見 庸さん

第27回(2001.2.6)
「新世紀・アーツ解体新書」

メインゲスト:NPO法人アーツワークス理事 小暮 宣雄さん

立命館大学教授 遠藤 保子さん

第28回(2001.6.16)
「生き方のお手本?〜自分をほどく哲学クリニック〜」

メインゲスト:大阪大学教授・臨床哲学 鷲田 清一さん

関西大学教授・宗教学 植嶋 哲司さん

第29回(2001.10.8)
「ベストセラー『がんばらない』の鎌田實さんと語りあう」

諏訪中央病院管理者 鎌田 實さん

第30回(2001.11.11)
「お骨の行方〜人生の店じまいを考える〜」

メインゲスト:ノンフィクション作家 井上 治代さん

日蓮宗妙光寺住職 小川 英爾さん

第31回(2002.4.7)
「仏に会う」

作家 立松 和平さん

第32回(2002.7.13)
「息を鍛え、芯を育む〜子どもの身体感覚を考える」

メインゲスト:明治大学助教授 齋藤孝さん

パドマ幼稚園園長 秋田 光茂さん

AMI公認治療教師 立野 由美子さん

第33回(2002.7.23)
「不可思議と出会う〜僧侶として、小説家として〜」

メインゲスト:僧侶・作家 玄侑 宗久さん

『現代教化』編集人、浄土宗僧侶 川副 春海さん

第34回(2002.9.28)
「東京VS大阪 都心暮らしの愉悦〜あなたのまちのタウンマネジメント入門〜」

メインゲスト:作家 森 まゆみさん

大阪大学大学院助教授 渥美公秀さん

大阪ガスエネルギー文化研究所客員研究員 弘本 由香里さん

京都大学大学院助教授 高田 光雄さん

第35回(2002.11.30)
「"からだ"と"こころ"のチューニング〜<建設的な生き方>のススメ〜」

メインゲスト:文化人類学者 デビッド・K・レイノルズさん

日本吃音臨床研究会代表 伊藤 伸二さん

第36回(2003.4.29)
「女と男のより良い未来〜ひとりの自立、ふたりの自立」

元国連女性開発基金職員 三輪 敦子さん

第37回(2003.5.26)
「大阪リバイバルと人材育成〜価値創造の都市再生を考える」

メインゲスト:東京大学大学院教授 汐見稔幸さん

大阪市立大学創造都市研究科教授 佐々木雅幸さん

第38回(2003.11.7)
「まちとアートの底ヂカラ!〜芸術は社会に何ができるか」

メインゲスト:社会福祉法人素王会理事長 今中 博之さん

NPO法人シアタープランニングネットワーク代表 中山 夏織さん

NPO法人こまがね演劇文化創造劇場事務局長 猿田 洋子さん

第39回(2004.2.14)
「シングル化する日本」

大阪経済大学助教授 伊田広行さん

第40回(2004.2.21)
「"個力"をはぐくむプロになろう!〜組織人から仕事人へ〜」

メインゲスト:滋賀大学教授 太田 肇さん

通訳・翻訳家 Maikoさん

第41回(2004.7.10)
「がんばれ仏教!」

東京工業大学大学院助教授 上田 紀行さん

第42回(2004.7.15)
てらまち極楽ストーリー第4話「極楽タウン・わたしたちの寺町について語ろう」

メインゲスト:流通科学大学助教授 加藤 政洋さん

大阪大学助教授 渥美 公秀さん

コリアNGOセンター代表理事  宋 悟さん

京都大学教授 高田 光雄さん

第43回(2004.9.16)
「生老病死のコミュニティケア−いのちを支えるビハーラを考える」

メインゲスト:臨済宗・神宮寺 高橋 卓志さん

医師・在宅ホスピスあおぞら 南 吉一さん

高齢者住宅情報センター大阪 米沢 なな子さん

医業経営コンサルタント 高橋 俊市さん

真宗大谷派・瑞興寺 清 史彦さん

第44回(2006.6.24)
「映画と大学教育〜キャンパスから創造が生まれるか」

メインゲスト:神戸芸術工科大学特任教授・映画監督 石井 聰亙さん

立命館大学助教授 冨田 美香さん

大阪芸術大学教授 太田 米男さん

株式会社メディアート 村田 光男さん

第45回(2006.10.1)
「看取り文化の新しいデザイン」

メインゲスト:作家・元看護師 小林 光恵さん

大阪市立大学病院病院講師 山口 悦子さん

公益社明大前営業所所長 森島 基さん

四天王寺国際仏教大学講師・僧侶 谷山洋三さん

第46回(2006.10.29)
「死者とのコミュニケーションは可能か?」

メインゲスト:神戸女学院大学教授 内田 樹さん

宗教学者 釈 徹宗さん

第47回(2006.12.8)
「"いのち"のエナジー〜地球と暮らす新しいライフデザイン」

メインゲスト:同志社大学大学院総合政策科学研究科教授 今里 滋さん

森林ボランティアグループ「森の声」主主宰・農家 正木 高志さん

映画監督 鎌仲 ひとみさん

第48回(2007.2.18)
「微笑みで開く〔地域の看取り〕」

メインゲスト:特定非営利活動法人なごみの里代表 柴田 久美子さん

医療法人薫風会いまい内科クリニック院長 今井 信行さん

第49回(2007.7.16)
「風狂をどう生きるか〜日本人へ贈る「狂い」のメッセージ」

広島大学大学院教授 町田 宗鳳さん

第50回(2007.9.24)
「市民の時代のスピリチュアリティ−現代日本人の生きる意味を考える−」

メインゲスト:東京大学大学院教授 島薗 進さん

大阪大学コミュニケーションデザイン・センター助教 関 嘉寛さん

第51回(2007.11.23)
「アートが変える<まち>の風景」

メインゲスト: 株式会社アートフロントギャラリー代表取締役会長 北川 フラムさん

有限会社環境とまちづくり代表取締役 花岡 史恵さん

特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋代表 上田假奈代さん

いずれも、肩書き等はご出講当時のものです。