ののあざみ

元 劇団Ugly duckling(2011年解散)、NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)副理事長

1994年夏、大阪信愛女学院高校演劇部OG の池田 祐佳理、樋口 美友喜、前川 恵利子により発足し、翌95年3月に梅田スペース・ゼロにて旗揚げ。その後、98年4月の第7回公演まで全て同じスペース・ゼロにて公演し、アンデルセン童話「みにくいアヒルの子」に由来する劇団名のとおり、大人の寓話ともいうべき雰囲気を備え、作品世界を切り開く。主宰・池田の大学卒業とともに、関西大学学園座・学窓座出身者、ビジュアルアーツ専門学校出身のスタッフチーム、信愛高校演劇部の後輩等を正式の構成員として加え、98年6月に再結成。第8回公演からはスペースゼロを飛び出し、市内の小劇場で公演を重ねる。99年に「OMSアクトトライアル」、2001年には「第1回女性劇作家・演出家フェス〜姫ごと〜」(HEPホール)に参加、2002年10月にAI・HALL公演、11月には東京国際芸術祭リージョナルシアター・シリーズに参加、劇団として初めての東京公演が実現、そして2003年には「OMSクロージングイベントシリーズ」に本公演で参加するなど、現在関西若手劇団の中でも実力派劇団として成長しつつある。2011年3月31日をもって解散、15年の幕を閉じる。

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