浄土宗應典院について

浄土宗應典院は、大蓮寺三世誓誉在慶の隠棲所として1614年に創建された大蓮寺の塔頭寺院です。1997年に再建される際、一般的な仏事ではなく、かつてお寺が持っていた地域の教育文化の振興に関する活動に特化した寺院として計画され、〈気づき、学び、遊び〉をコンセプトとした地域ネットワーク型寺院として生まれ変わりました。

詩の学校

それから20年、市民の学び、癒し、楽しみの場所としてお寺が活かされるよう、21世紀のお寺のモデルを創造すべく、多くの方々と共に多彩な挑戦を実践して参りました。それは、教育・福祉・芸術が公共サービスとして提供されることが当然となった現代において、少なくとも近世まではお寺が地域生活の基盤施設として役割を果たしてきたという原点への回帰に他なりません。そのため應典院では様々なNPOと協働、アートや演劇などの創造拠点として活動を続け、コロナ禍においてはコミュニティケア寺院として、お寺の終活を中心に展開しました。今年度より「あそびの精舎」という新たなプロジェクトを立ち上げ、生老病死をともに生きる都市の寺院として新しい事業がスタートしています。詳細はホームページをご参照ください<應典院「あそびの精舎」構想 https://asobi.outenin.com/>

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