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2025/7/26【ワークショップ】未来の供養を考える – ロボットと家族のライフエンディング

時代や技術の進展に応じて、家族のあり方はさまざまに形を変えてきました。
ロボットやAIが家族に溶け込み、日常を分かち合う未来。
そんな未来では、ロボットの“寿命”が尽きる瞬間が訪れたり、
ロボットが誰かの人生の終わりに立ち会ったりすることも当たり前になるかもしれません。

もし、ロボットにも死がプログラムされていたら?
もし、ロボットが家族の最期に関わるとしたら?

このワークショップでは、ライブ・アクション・ロールプレイ(LARP *)の手法を用いて、
ロボットと人間の家族における“最期”を擬似的に体験し、新しい供養のかたちを探究します。

* LARPとは、「物語の登場人物になりきり、その場で即興のストーリーを一緒につくるごっこ遊び」 のこと。
基本的に会話や行動は即興で、台本はほとんどありません。
参加者は設定された世界観と役割を受け取り、その人物になりきることで、他者の立場を体験します。

こんな方におすすめです!

・未来の家族像を想像してみたい方
・ロボット/AIに関心のある方
・未来の死生観について考えてみたい方
・対話型ワークショップに関心のある方

開催概要

日時

2025年7月26日(土) 14:00〜16:30

場所
應典院

定員
8名

参加費

無料

チケットのお申込について
以下、Peatixよりお申込みください。

 

 

 

 

ご参加にあたっての注意事項

・本ワークショップの記録や写真は11月に開催予定のリサーチプロジェクトの展示会にて発表予定のため、ワークショップ中の写真撮影など記録を撮らせていただくことをご了承下さい。

主催

大阪の都市寺院・應典院と一般社団法人Deep Care Labは「あそびの精舎」構想を立ち上げ、仏教・アート・ケア・教育など多様な視点と活動から、あそびを通じて、いのち・生き方・暮らしを分かちあう「ライフコモンズ」を都市に育むことを目指し協業を行なっています。
https://asobi.outenin.com/

あそびの精舎

「あそびの精舎」は應典院が一般社団法人Deep Care Labと協働で立ち上げた拠点づくり構想です。子どもからお年寄り、祖先や未来の世代が集い、ともに「あそぶ」ことで、いのちのつながりに気づき、今の生き方を見つめ、生まれ死ぬまでの、暮らしをともに支えていく。その3つのLifeをふまえた「ライフコモンズ」の拠点へ。仏教思想をベースとして、日常の居場所から、ケアと教育、子どもと家族、老いや死生観といったテーマでのマルチセクター協働につながるリビングラボへの展開をめざしています。
https://asobi.outenin.com/

主催:應典院

浄土宗應典院は、大蓮寺三世誓誉在慶の隠棲所として1614年に創建された大蓮寺の塔頭寺院。1997年に再建される際、かつてお寺が持っていた地域の教育文化の振興に関する活動に特化した寺院として計画され、〈気づき、学び、遊び〉をコンセプトとした地域ネットワーク型寺院として生まれ変わりました。2024年4月より、「あそびの精舎」構想を掲げ、再始動します。
https://www.outenin.com/

企画運営:一般社団法人Deep Care Lab

祖先、未来世代、生き物や神仏といったいのちの網の目への想像力と、ほつれを修復する創造的なケアにまつわる探求と実践を重ねるリサーチ・スタジオです。人類学、未来学、仏教、デザインをはじめとする横断的視点を活かし、自治体や企業、アーティストや研究者との協働を通じて、想像力とケアの営みが育まれる新たなインフラを形成します。https://deepcarelab.org/

背景

本年度は「もの・生き物・家族をめぐる弔い」の観点から、社会との接続を目指すリサーチプロジェクトを実施し、変化する現代社会における「弔い」の多様な形や意味を理解し、より豊かな社会的対話を生み出すことを目指しています。

「生と死」は誰にとっても避けられないテーマであり、社会全体の未来を見通すレンズにもなります。AI/VRの発展、多死社会、気候変動や災害、生物多様性の危機—こうした変化のなかで、私たちは「生と死」にどのように向きあえばよいかを模索します。

今回のワークショップは、その中でも「モノの弔い」に焦点を当てたリサーチの一環で実施するものです。

お問い合わせ

あそびの精舎|應典院:asobi.outenin@deepcarelab.org