
2025/12/6 100人で観る映画「ごはん」上映会 舞台挨拶付き
「侍タイムスリッパー」安田淳一監督映画『ごはん』を應典院で上演します。
私たちの多くは「お米」について、日々口にするにも関わらずどのように作られているのかを知らないままでいます。そのお米を作っている農家の方々の現実の状況について、丁寧なストーリーと美しい映像で見せてくれる作品が、映画『ごはん』です。この映画は農家の方々の現状のみならず、とても心温まる心に響く作品となっています。本企画では、この素晴らしい映画をより多くの方々にご覧いただきたいという思いから、「100人で観る『ごはん』上映会実行委員会」を立ち上げ、上映会の開催を計画いたしました。
米づくりエンターテイメントムービー「ごはん」について
本作では、とても美しい田園風景が画面いっぱいに繰り広げられ、緑豊かなあるいは黄金に輝く美しい稲の映像が登場しますが、その風景は既に今では見られなくなっているそうです。そういう意味でも貴重な映像の映画と言えます。その映像美は、観る人の心に深く残ることと思います。
また、近年の社会情勢の中でお米の価格高騰や供給の不安定さが問題となっている今、この映画はその背景を理解する上でも非常に意義のある内容となっています。
さらに、企画を検討し始めた当初、同じ安田監督による『侍タイムスリッパー』は映画館をはじめ上映会等で上映されていた一方で、『ごはん』は上映機会が限られており、作品の魅力を知る機会が少ない状況でした。そこで、改めて本作を多くの方にお届けすることで、日本の食文化や自然との共生の大切さを見つめ直すきっかけにしたいと考えております。
ストーリー
稲生の草原を渡る風が
彼女の髪を撫でる時、
美しい「奇跡」が起こる
東京でOLとして働くヒカリに父が急逝したとの知らせがはいります。
彼女の父は京都で米作り農業を営んでいました。
幼い頃に母を亡くしたヒカリは仕事に明け暮れた父とはぎこちない間柄でした。
葬儀のために京都に戻ったヒカリ。
年老いた農家の人々に頼られた生前に父が引き受けていた田んぼが15000坪にものぼることを知り愕然とします。
田植えが済んで一ヵ月がすぎ、稲はどんどん成長しています。
「誰かが田んぼを見なければいかんのです」足を怪我して入院中の青年源八の頼みと
田を預かっている西山老人の「お父さんがなんであんなに頑張ってたか知りとうはないか?」との問いに、ヒカリは父の残した田んぼを引き継ごうと決意するのでした。
米作りの経験も知識もない彼女でしたが、さまざまな人に助けられ、昔から伝わる先人の知恵を借りて奮闘します。
決して牧歌的ではない現代の米作り。
それは広大な田んぼと、一人の女性との命がけの戦いでした。
そんな中、仕事一筋に生きた不器用な父の思いをヒカリは少しずつ理解し始めます。
やがて秋の風が稲穂の草原を渡る頃、想像もしなかった美しい奇跡が起こるのでした。
監督・出演
監督/脚本/撮影/照明/編集
安田淳一
出演
沙倉ゆうの 源 八 井上肇 福本清三 紅 壱子 多賀勝一 福田善晴 戸田都康 浅野博之 鈴木ただし 小野孝弘
開催概要
日時:2025年12月6日(土)14:30~17:00(開場は14:00)
場所:應典院 御本堂
ゲスト登壇者 安田淳一監督 他
鑑賞料:1,200円(当日、受付にてお支払いください)
チケット予約について
以下、peatixまたはメールでお申込ください。
Peatix https://100gohan.peatix.com/view
E-mail puugami@yahoo.co.jp
お問い合わせ
「ごはん」上映会in應典院 実行委員会(大神令子)
e-mail:puugami@yahoo.co.jp
電話:090-9113-2235


