
【應典院主催企画】ビヨンド・サイレンス~ポストオウムの20年を語る 第一回
ビヨンド・サイレンス~ポストオウムの20年を語る
第一回
95年、阪神淡路大震災の直後、オウム真理教による地下鉄サリン事件が発生、宗教による未曾有の無差別テロであった。
以来20年、この事件を起点として、ニッポン宗教は大変革期を迎えることになる。それは一概にカルト宗教という観点のみならず、その後の宗教と社会の関係をドラスチックに転換させた。例えばオウムなるものへの危機意識が、宗教を拡散させ、スピリチュアルブームを引き起こしたともいえるし、あるいはその反省から、逆に宗教の社会貢献という文脈を産んだともいえる。事件の前に「思考停止」した伝統仏教においては、伝統への疑義が生じて、葬式仏教の衰退を加速させる要因となった。つまり1995年以後の20年は、その後の東日本大震災とも相まって、ポストオウムの新たな宗教現象を生み出したのである。
本企画では、5つの論点を掲げ、それぞれのゲストとともに、ポストオウムの時代における宗教と社会の変容を語り合う。さらにそれを、應典院という「現場」を下絵に、次の立体図構築を試みたい。
【ゲスト】
北村敏泰(宗教ジャーナリスト)
【ホスト】
白波瀬達也(宗教社会学者、関西学院大学助教)
秋田光彦(浄土宗大蓮寺・應典院住職)
【日時】 3月20日(金)18:30~20:30
【会場】 應典院研修室B
【参加費】 ¥800
【定員】 30名(要申込)
開催日
2015年03月20日(金)18:30~20:30
場所
應典院研修室B
料金
800円
お申し込み
上町台地.cotocotoでのオンライン予約(定員30名)
お問い合わせ
應典院事務局
TEL06-6771-7641