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セッション! 仏教の語り芸~伝統VS創造~

セッション!仏教の語り芸

古来から、日本人は仏教の語りに心を震わせてきた。
死者の鎮魂、弱者の嘆き、そして仏の讃歎……
他界から響く声とパフォーマンスが、あなたの五官を刺激する。
「説教」「落語」「能」3夜連続、
極上の仏教パフォーマンス、伝統と創造のセッション!

ホスト 釈徹宗

・仏教芸能の代表的な演目を、「説教」「落語」「能」3つのシリーズで上演、さらに新感覚の「現代説法」「現代詩」「浪曲」がからみます。
・古典と現代の新たな表現を同時上演して、仏教系芸能の変貌を紹介します。
・上演後、語り芸の演者たちと、監修釈徹宗がトークセッションをくりひろげます。

第1回:11月25日(水)18:30開演(30分前開場)
「教えを語る」
ゲスト 直林不退(節談説教師)相愛大学人文学部教授・浄土真宗淨宗寺住職
チームいちばん星(現代説法パフォーマンス)

節談説教とは浄土真宗で育まれた特有の説教形態で、節・音声・身振りなどダイナミックな「情念の語り」として知られる。應典院では浄土宗ゆかりの熊谷直実の物語を語る予定。対して、北海道の若手僧侶らは音楽、映像、照明を巧みに活かしながら、現代の音声で聴くものの胸を打つ。

第2回:12月2日(水)18:30開演(30分前開場)
「弱者を語る」
ゲスト 桂文我(落語家)平成7年4代目桂文我襲名
上田假奈代(詩人)NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表

貧しさや病に差別され、排除されてきた弱者たちの声なき声を語ったのが、芸能者であった。上方落語の研究者としても知られる桂文我師は、四天王寺が舞台となる俊徳丸伝説「弱法師」を熱演、当地の宗教性を感じてもらいたい。また、釜ヶ崎在住の詩人、上田假奈代は、ドヤ街で喫茶店を支度しながら、おっちゃんたちと出会い、その声に呼応する。

第3回:12月5日(土)14時開演(30分前開場)
「死者を語る」
ゲスト 安田登(能楽師)宝生流ワキ方能楽師 米国Rolf Institute公認ロルファー
玉川奈々福(浪曲師)日本浪曲協会所属 同協会理事

能楽は現存する世界最古の演劇だが、「この世ならぬものの舞」としての面を持つ。謡曲は能の詞章であり、声楽にあたる部分であるため、いわば「死者の語り」でもある。現代の能楽師・安田登による謡曲「隅田川」と夏目漱石の「夢十夜」。死者の存在を語りによって際立たせ、幽玄の異界が現出する。一方、浪曲師・玉川奈々福は浪曲「陸奥間違い」をいきいきと歌い語り演じる(曲師:沢村豊子)。生と死の対照的な芸能が交じり合う声のセッション。

会場 應典院本堂ホール 大阪市天王寺区下寺町1-1-27
参加費 当日3,000円、前売一般2,500円、前売学生2,000円
主催 應典院
共催 練心庵
協賛 浄土宗大蓮寺

開催日

2015年11月25日18時半から
2015年12月2日18時半から
2015年12月5日14時から

場所

應典院本堂ホール

料金

当日3,000円 前売一般2,500円 前売学生2,000円

お申し込み

TEL 0570-02-9999

チケットぴあPコード 630-950

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お問い合わせ

浄土宗應典院
TEL06-6771-7641
FAX 06-6770-3147
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