イメージ画像

2023/1/17 🍵おてら終活カフェvol.39🍵「元NHK大阪放送局・ニュースセンターのチーフエンジニアが語る防災~」

お寺で「人生のしまい」について一緒に考え、語らいましょう。

終活に関わるいろいろな専門家をお招きして、実務的な課題を一緒に考えてきた「おてら終活カフェ」。ともいき堂の優しい雰囲気のなかで、ゆっくりと語る時間や、体験ワークショップも大切にしています。そんな「おてら終活カフェ」も5年目を迎えます。これからも新たな学びや出逢いを育むために取り組んでいきます。

2023年1月テーマ <元NHK大阪放送局・ニュースセンターのチーフエンジニアが語る防災~>
*阪神淡路大震災物故者供養を行います。大蓮寺の梵鐘前でぜひお焼香ください。

1月17日、忘れることはない、忘れてはならない阪神淡路大震災の日。
いま私たちが生きているこの日々は、じつはいつなにが起こるか分からない不安定なものでもあります
今回は、当時まさしくニュースセンターで勤務され、ヘリの上空から取材を続けられた、香川秀明さんにお越しいただきお話を伺います。

日時:2023年1月17日(火)14:00~15:30
会場:應典院気づきの広場(予定)
参加費:500円(ともいきの会員無料/どなた様もお気軽にお越しください)
申し込み:https://forms.gle/dECWqiWJFgaSzRAw8

ゲストプロフィール

香川秀明(かがわ ひであき)

ニュースセンター、チーフエンジニア、ヘリのカメラマンを担当。デスク時には、福知山脱線事故、奈良の誘拐など、多くの第一線の報道案件に接した。定年後、シニア職員ではボランティアでジャズライブや東日本大震災の癒しの番組をプロデュース。阪神淡路大震災など緊急報道も担当。その後、大阪市コミュニティ協会主幹を勤め、現在は個人で「奥河内ジャズ企画」や堺市堺区の防災サポーター育成のDVD制作、薬膳教室などを行う。

<<香川さんからのメッセージ>>
日本人は、予定されている事例や訓練をした内容は、かなりの力を発揮できますが、想定されていないものには、とても弱く、臨機応変の対応ができないと言われています。まさに、その通りだと思います。
でも、もし、想定できる事なのに想定しなかっただけならどうでしょう・・。
要するに、想定外を予想すれば、想定外はなくなり、予想できる事例となり対応が考えられるのです。
東北の大震災の後、なぜ放送を通じて、多くの方を津波から命を救うことができなかったのか・・。各セクション反省と問題点を指摘しあい、わかってきたことがありました。それは、最悪の状況を想定していなかった事なのです。
ニュースの冷静なアナウンス口調では、危険が迫ってくる津波から、すぐに逃げたくなると思わないなどの指摘から、アナウンサー口調を激しく強く話すことへの変更がされました。 また、各セクションも個々の問題点を修正し改善しています。
防災への取り組みと心得は、何か終活と似ているように思います・・。
まずは、何から誰を守るのかを考え見つめなおす事から始まります。
多くの方が、亡くなった災害に、必要なのは、「見つめなおす」ことだと考えます。

 

(↓↓クリックすると大きく表示されます)

問い合わせ:浄土宗應典院
TEL:06-6771-7641  mail:info@outenin.com

助成:浄土宗ともいき財団