
【ワークショップ】上田假奈代・APM「詩の学校」お盆編 「それから」
それから
死と詩が同じ発音をもつのは、たんなる偶然ではないと思う
ことばは、すべてを背負っている
すべて。世界としかいいようのない空間
時間。生と死がくりかえされてきた
そしていまもくりかえしている この瞬間
ひとつきりの人生に、わたしたちは自身のなかに死者を持つ
ふだんはそんなことをすっかり忘れて
仕事の段取りや、ご飯の算段、恋愛の行方
帰り道の道草の仕方、くしゃみをとめる方法
問題の仕事などを一生懸命考えていたりする
毎年やってくる夏。
東北で多くの方が亡くなり
はじめての夏。
大阪の夕暮れていく墓地で
いまあなたのそばにいない大切なひとと
詩のことばで出逢う
生きることは、
出逢いなおしつづけること、かもしれない
夏風渡る墓地で
墓石の影がつくる夜のはじまりに
沈黙よりもふかい静けさで
【プログラム】
18:30 應典院ロビー集合
大蓮寺にて 秋田住職による法要
墓地にて ワークショップ 詩作・朗読
21:30終了予定
【ファシリティター】 上田假奈代 http://www.kanayo-net.com/
【持参するもの】
筆記用具 ノート 虫よけスプレー 懐中電灯
*雨天の場合は墓地が見渡せるロビーでの開催となります
【主催】 NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
【共催】 應典院 大蓮寺
開催日
8月3日(水)18:30〜21:30
場所
大連寺墓地内
料金
1,000円(経済的にしんどい方は無料でけっこうです)
※筆記用具、ノートはご持参ください。
お申し込み
info@cocoroom.org 06-6636-1612(ココルーム)
お問い合わせ
ココルーム mail:info@cocoroom.org