第63回寺子屋トーク6/21「仏教をつかいたおす極意、教えます。」
日本仏教に今、「地殻変動」が起きています。
少子化や無縁化が進み、家制度が後退、葬送分野にNPOや民間が参入、葬式仏教バッシングなどが頻繁に起きています。一方で上座部仏教が大きなブームとなり、福祉や教育など臨床で仏教を活かす試みも始まっています。フェイスブックなどダイレクトに個人とつながるメディアも広がりました。家から個人へ、宗教への関心も大きくシフトしてきています。
震災をひとつの転機にして、社会参加する仏教の動きも顕著になってきました。他にもコミュニティ型の寺院活動やスピリチュアルケア、また、宗教者や宗教学者が協働して立ち上げた「臨床宗教」の動きなども注目されています。これらに共通するものは、従来の教団を中心とした寄り合い型ではなく、自立型の新たな単独僧・単独寺院の動きとして際だっていることでしょう。
多数の著書で知られる小池龍之介さんは、教団・宗門制度から離れ、東京に寺子屋「月読寺」を立ち上げ、ネット「iedecafe」で発信、さまざまな宗派のエッセンス(念仏、座禅、瞑想…)を駆使して、現代人の苦悩と向き合ってこられました。宗派仏教の枠にとらわれず、いわば「仏教をつかいたおして」、仏教と現代を接続する単独僧として活躍されています。
今回の寺子屋トークでは、新しい仏教のあり方を提示する小池龍之介さんを招き、應典院ではおなじみの宗教学者・釈徹宗さんとの対談を行ないます。現代人の不安や苦に仏教はどう答えて行くのか、また現代社会と仏教をどうつないでいくの、新しい時代の仏教のありかたなど、應典院にとってふさわしい対話の場となります。
「自分濃度」に凝り固まったあたまを、じっくりほぐしてみませんか。
定員130名に達しましたので、事前お申し込みは締め切らせていただきました。当日席は18時より先着順で整理券をお配りいたします。立ち見、または満席の可能性もございますのでご了承くださいませ。
開催日
6月21日(木) 開会18時30分(閉会20時30分予定)
プログラム
日時:2012年6月21日(木)18:30開会(開場20:30閉会予定)
場所:應典院本堂ホール
参加費:1500円(應典院寺町倶楽部会員・学生1200円)
主催:應典院寺町倶楽部
料金
1500円(應典院寺町倶楽部会員・学生1200円)
お申し込み
定員130名に達しましたので、事前お申し込みは締め切らせていただきました。当日席は18時より先着順で整理券をお配りいたします。
お問い合わせ
應典院寺町倶楽部
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