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2018/1/6-8 演劇ワークショップ「暮らしのクロニクル」

コモンズフェスタ2018参加企画

2018年1月6日(土)~8日(月・祝)10:00~16:00
[※1日単位での参加、3日通しでの参加、いずれも可能です]

会えなかった、ひと—あたらしい演劇の使い方

私たちの会えなかったひと、会えなかったことについて演劇をつかって考えてみる、語り直してみる、表現してみるための3日間のワークショップ。個人の物語をともに生きることから、私たちにとって等身大のこの街の「歴史」を描きだすことを試みます。演劇の経験や技能は問いません。
Twitter:@chronicle_play  Facebook:https://www.facebook.com/chronicleplay

進行 荻野亮一(慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程/シアタープラクティショナー)
会場 1F 研修室A
参加費 一般500円 / 寺町倶楽部会員400円(1日あたり)
申込み http://theatre-memoria.com/chronicle/
企画 慶應義塾大学未来先導基金/記憶の劇場

「暮らしのクロニクル」とは、”私と暮らしの物語”をテーマに大阪市を舞台に開催される演劇ワークショップです。
今年度のプログラムは、大阪市のお寺/劇場である應典院を会場に「コモンズフェスタ 2018」内の企画として実施されます。
この企画は、演劇で生活を語り直してみることに関心のあるすべての方に向けてひらかれています。
今回の企画では、特にこんな方の参加を歓迎しています。

演劇の経験はないけれど、自分の生活史を表現してみることに関心のある方
演劇「を通じて」ではなく、演劇「で」考えることに関心のある表現者
新しい演劇のつくり方や使い方を知りたい演劇部の中高生 など

◇ 今回のテーマ ◇

“あえなかった、ひと”

あなたがあえなかったひと、あえなかったひとはあなた。
今年度の「暮らしのクロニクル」では生活の中にある様々なすれちがいに注目をして、
うた、まち、ことばの3つの角度から私たちの記憶の物語を作品にすることを目指します。
3日間さまざまなメディアと方法をつかって、私たちの日常をふりかえり、
テレビや新聞には載らなかった等身大の歴史、生活の物語を上演することを目指します。
プログラムは3日間の連続性を意識してデザインされていますが、関心のあるテーマの日、1日だけの参加も可能です。
第1日から第3日の内容はそれぞれ以下の通りです。

■第1日■
‘あのうたが、きこえる’
あの日、あのとき、あの場所で流れていたうた。あのひとと口ずさんだうた。
うたは身体のレベルで私たちの記憶と深く結びついているようです。
「うたうこと」について考えたり、実際にうたをうたってみたりしながら、
うたと結びついた記憶の風景を演劇作品にして上演してみませんか?

■第2日■
‘どこでもない、そのまち’
電車からみえる遠いまち並みに明かりがぽつりぽつりと点っていく。
そこには私と交わることのない誰かの暮らしの物語が同じようにあるんだ。
まちの気になる風景を集めて、そこから新しい物語をつくったり、
大阪市内の思い出の場所をわかちあって、演劇をつくったりします。
まちと結びついた記憶の風景を演劇作品にして上演してみませんか?

■第3日■
‘わすれものの、ことば’
くやしくて、かなしくて、はずかしくて、伝えられなかったことば。
伝えられたかった「わすれもののことば」はひっそりと胸の奥に堆積していきます。
わすれものの、ことばをみんなで分かち合うところからはじめて、
いえなかったこと、つたえられなかったを演劇でつたえてみませんか。
生活の中ではできなくても、劇場で、演劇でなら、きっとつたえられる気がする。
そんなあなたの背中を後押しします。ことばの記憶の風景を演劇作品にして上演してみませんか?