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6/3「まわしよみ・イスラーム~宗教記事を読み解く連続会~」第2回を開催いたしました。

本年度の應典院寺町倶楽部は、コモンズフェスタ2015で共に各種の企画を運営したNPOそーねとの連携・協力により、1年を通してイスラームについて掘り下げていく場を設けております。去る6月3日(水)研修室Bにて、「まわしよみ・イスラーム~宗教記事を読み解く連続会」第2回が開催されました。

前回と同様の流れで、記事を切り抜き、紹介し、「まわしよみ・イスラーム新聞」を作成するワークショップを行いました。本企画ではリアルタイムで発行されている新聞記事を扱うのが特徴ですが、2ヶ月前と比べても、国内メディアにおけるイスラーム関連記事の減少は否めません。参加者からは「日本での記事は明らかに減っているけれども、相変わらず世界は動いているし、戦争は続いているということがこわい」という声があがりました。

今回作成した新聞は4枚。外国の若者の参加が止まらないISについて、ここまで人を惹きつけてしまうISとは何なのか。また、ISと戦闘を行っているイラク軍のなかでさえ、シーア派とスンニ派の対立が生まれていることについて等、今回もさまざまな疑問や引っかかりが取り上げられました。今回の場がそれぞれの問題意識をあたためる機会となっていればと願っています。新聞は8月3日まで1階Wall Galleryに展示されていますので、是非ご覧下さい。

次回は7月3日(金)夜、NPOそーねにて開催される「ちゃぶ台カフェ~連続読書会」第2回です。前回に続き、課題図書はムハンマド・ハミードッ=ラー『イスラーム概説』。いよいよ今回は「信仰と信条」についての部分です。「ちゃぶ台カフェ」の詳細については、こちらをご確認下さい。

「まわしよみ・イスラーム」第3回も、8月3日(月)19時より應典院研修室Bで開催を予定しております。