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2018/9/10-16 New踊り念仏探究会 第4回~稽古と真光寺参拝~

大阪やいわきで、秋田光軌(僧侶)と斉藤成美(ダンサー他)とが声や身体、念仏やダンスについてのワークショップを共にする機会が何度かありました。
そんなことがきっかけで、踊りや念仏の現代の様々な可能性を、考えや意見や情報を交換しながら、身体を動かしながら、探っていきたいと考えています。

第4回は9月16日(日)に時宗真光寺への参拝に伺います。一遍の入寂の地である真光寺にてひらかれる法話&奉告法要では、踊り念仏と御賦算(お札くばり)もあり、今回は時宗僧侶の岩田尚登さんの指導の下、應典院にて直前稽古を9月10日(月)夜に行い、当日の法要にのぞみます(協力:浄土宗應典院)。

【参加申込み】両日とも、必ずフォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1LJr0PhoAC7fpCPE_lDeyY-HE2aClTXg13EpNBHi6iuQ/edit

◾︎内容

9月10日(月)
19:00〜21:30頃
<踊り念仏の稽古>
案内: 斉藤成美、秋田光軌
指導:岩田尚登
(会場費1000円、定員20名)

◾︎

9月16日(日)
13:00~16:00頃
<真光寺・踊り念仏参拝>
※JR兵庫駅 神戸線改札口に13時集合
案内: 斉藤成美、秋田光軌
(参加費なし、定員20名)

◾︎場所(10日)
浄土宗應典院 研修室B
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
https://www.outenin.com

◾︎場所(16日)
JR兵庫駅 神戸線改札口に13時集合

・ご質問などありましたら、こちらのイベントページに投稿して頂くか、主催者のどちらかに直接メッセージ等でご連絡いただけたらと思います。
・時間は様子を見て前後する可能性があります。ご了承ください〜。

ぜひお気軽においでませ〜

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宗教や儀礼が培ってきた「型」のもつ力が、私たちの日常のなかで顧みられることは少なくなっています。南無阿弥陀仏と唱える念仏や読経もまた、ひとつの宗教的プラクティス、ひとつの表現であり、長年かけて形成されてきた「型」を持っています。しかし現代において、「念仏のように」という形容は、しばしば「型通りのことを無批判に繰り返すこと」の代名詞として、主に揶揄する意味で使用されることはご存知の通りです。反対に、今回のプロジェクトでは「型」を批判的に扱ってみることを目指します。具体的には、念仏の唱え方、その培われた「型」をまず知り、実践し、そのうえで「型」を外しながら試行錯誤して遊んでみたいと思っています。

踊り念仏のように、からだを動かしたり、ほぐしたり、声を出してみることで、どのような影響が念仏に生まれるのでしょうか。それは伝統の「型」に敬意を払わない、単なる遊びにすぎないでしょうか。一見奇抜な試みにみえるかもしれませんが、むしろこれは私たちの普段のからだの動かし方、声の出し方、あるいは表現することの延長に、宗教や儀礼というものを接続する経験となりえるかもしれない。そのような期待を主催者たちはぼんやり抱いています。