夕陽の向こうにあの人が・・
雨が本格的に続き、蒸し暑いですね。でも昨年に比べるとずいぶん過ごしやすく、このまま暑くならないで・・と祈ってしまう昨今です。
さて、浄土宗大蓮寺は、天王寺区下寺町の北詰めに位置します。大蓮寺を先頭に、南へお寺がずらりと並び、四天王寺や一心寺にたどり着きます。
浄土信仰(西方浄土)のメッカと言われる四天王寺。特に「日想観(にっそうかん)」という、お彼岸の行事は顕著です。山門から西の方角に、夕陽が沈む様子をはっきりと拝むことができ、西方浄土を想いながら一斉にお念仏をする行事です。夕陽丘という地名も由来しています。日想観は、法然上人や新古今和歌集で藤原家隆が和歌を残しています。
契りあれば
なにわの里に
やどりきて
波の入日を
拝みつるかな
自然納骨堂「縁」は、大蓮寺墓地の一番高い所にあり、西に向かって眠りにつくお墓です。
亡くなった方はどんな方でも、お浄土へいく。向こうで朗らかに過ごしているのかなと思うと、生きている私たちの心も温まるような気がいたします。
自然納骨堂・永代供養墓「縁〜えにし〜」について詳しく見る(別ページで開きます)