「曽根崎心中」「春琴抄」にも登場
少しだけ、お寺の自慢話を・・。
大蓮寺は、1550年足利家の祈願所として開創された由緒あるお寺です。
近世には徳川家の祈願所としても愛護され、浄土宗別格寺院となっています。
江戸時代、巡礼ブームが到来し、大阪観音33箇所霊場としても知られます。
中でも、浄瑠璃「曽根崎心中」の冒頭、お初と徳兵衛の観音詣りシーンに登場していることからも、かつての大蓮寺の様子を垣間見ることができます。
昭和初期には、文豪谷崎潤一郎が訪れ、名作「春琴抄」の冒頭に大蓮寺を描いたというエピソードもあります。
境内は大変広く、しばしば出開帳や勧進興行などがあった様子も文献に残っており、地域の人がわいわいと集うお祭りの場所だったことも伺えます。
「縁~えにし~」のご見学の際にも、大蓮寺にまつわるお話をご紹介しています。
お寄りの際には、かつての風景を想像しながら境内を眺めてみるのも粋ではないでしょうか。
自然納骨堂・永代供養墓「縁〜えにし〜」について詳しく見る(別ページで開きます)