2024/10/19~27 お寺を舞台にした『極楽あそび芸術祭』を應典院にて開催します！

2024年9月10日更新

特設お寺を舞台にした『極楽あそび芸術祭』を2024年10月19日〜27日大阪・應典院にて開催！初年度のテーマは「内なるこども」

應典院と一般社団法人Deep Care Labは、應典院のリニューアルに際し協働で「あそびの精舎」構想を立ち上げました。（https://asobi.outenin.com/）

この「あそびの精舎」構想の企画として、大阪下寺町にあるお寺・應典院を舞台に、パドマ幼稚園と連携し、ちいさな芸術祭『極楽あそび芸術祭』を2024年10月19日〜27日に開催します。初年度となる今年は、誰しもに眠る「内なるこども」をテーマに、2組のアーティストを迎えます。作品展示に加え、こどもも大人も気軽に参加できるワークショップでは、土や雑草で絵の具からつくるお絵描き、オバケの仮面をつくる演劇ワークショップ、仏教視点で下寺町をあるく極楽フィールドワーク、ぬいぐるみを持ち寄り語るカフェなどを多数！芸術祭を紐解くトークセッションから落語まで、アート・こども・仏教をキーワードに多様な表現の場を楽しめます。

ごあいさつ

下寺町にはその昔、極楽橋がかけられ、目の前には極楽川が流れていたそうです。橋を渡れば、極楽浄土。それが、應典院の息づく土地。

こどもは大人の師匠となり、だれもがこども心を爆発させる。今この場がまるで極楽浄土かのように、あそびこむ。

息苦しい現代社会。一人ひとりが生きる術を見出し、世の中捨てたもんじゃないと思えるように。

『極楽あそび芸術祭』とは？

『極楽あそび芸術祭』は大阪下寺町のお寺、應典院を舞台にしたちいさな芸術祭。

3歳児も80歳を超えるお年寄りも、大人も若者も、アートを介してつながり、各々の表現が生まれる場。

「内なるこども」をテーマに、2組のアーティストを迎えた作品展示。それに加え、こどもも大人も気軽に参加できる全Xのワークショップに芸術祭を紐解くトークセッションに念仏踊り、落語まで、アート・こども・仏教をキーワードにした多様な表現の場です。

本イベントは、「あそびの精舎」構想の具体化企画第２弾となります。

本年度のテーマ『内なるこども』

こどもは最も悟りに近い存在です。 7歳までは神のうち、古くからそう言われ、思いのままにふるまいます。

こどもは自然そのものです。すべり台、まちの樹木に、蝶々に石ころまで、かんたんに言葉を交わします。

こどもは一方で、暴れ、壊します。積み上げたつみ木を崩し、アリを無邪気に水たまりに落っことす。

思うままの表現をみると善悪がなにか、ときに混乱する。ただ、大人からすれば、そんなこどもを羨ましくも思う。でも、誰しもの中にこどもはいるのだと、思います。

あなたのなかに、かつてあったこども、今も息をひそめているこども、未来にありうるこども… どこにいる？

展示やワークショップ、多彩なプログラムを開催！

イベント

「内なるこども」を芸術や極楽浄土、多角的に深める語りの場であるトークセッション。加えて、大人もこどもも楽しめる落語寄席や、からだを動かす念仏踊りなど、祭りのようにみんなで盛り上がる企画です。

極楽×こども×アート×慈悲からみる芸術祭　

　　兼松佳宏（さとのば大学副学長）

　　秋田光軌（浄土宗僧侶）

みんなで踊り狂おう、大踊り念仏　

　　岩田尚登（神戸市満福寺住職、彦根市高宮寺兼務住職）

落語をたのしむ「極楽こども寄席」　

　　桂枝之進（落語家）

ワークショップ

徒歩2分の近隣住民から、劇団員に薬膳師まで、さまざまな関心をもつ約20名もの市民が、一般公募により集い、5ヶ月のあいだ「内なるこども」をテーマに、それぞれの「やりたい」を形にして、企画をつくりあげました。おばけ・薬膳・中年・ぬいぐるみ・破壊…といった多様な切り口で、ワークショップや参加型展示などを用意しています。ご家族でも、おひとりでもカップルでも友人同士でも、参加いただける表現の場です。

ぬいぐるみ・おもちゃ喫茶「アイサレイロ」

五感で楽しむクッキング with 国際薬膳師

「オバケ」の集会をつくろう～仮面と演劇～

マインドフルペインティングラボ for 乳幼児