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「3.11 A Sense of Home Films」

3.11以降、政治や経済、文化に違いなく、「震災に我々は何ができるのか」と、それぞれの存在の根源について問い直すこととなりました。芸術やアートもまた同様です。

「震災に映画は何ができるのか」

第18回コミュニティ・シネマ・シリーズでは、震災後のコミュニティや生き方を考えることをねらいとして、映画「3.11 A Sense Of Home Films」とトークを開催します。この映画は、なら国際映画祭を主催する河瀨直美監督の呼びかけに応じて、世界各地21人の作家がそれぞれ3分11秒の短編映像を制作したオムニバス作品です。東日本大震災で多くの家族や地域が失われた現実を前に、今一度「Sense of Home」(「家」という感覚)について問い直します。
また、後半のトークでは、コミュニティシネマの理念を軸に、映画が持つ根源的な力を改めて問い直します。映画を通して「震災を考える」リテラシー、またすぐれた鑑賞者である市民の育成や映画館(上映の場)というコミュニティの開発など、若い映画人とともに語り合います。

開催日

2011年11月24日

プログラム

19:00〜 「A Sense of Home Films」(上映版・2011年・約60分)

20:00〜20:20 河瀨直美監督ティーチイン

20:30〜21:30 ディスカッション「震災に映画は何ができるか」

【ディスカッションメンバー】
山﨑都世子さん(映画監督)中野聖子さん(なら国際映画祭理事)
関嘉寛さん(関西学院大学社会学部准教授)
秋田光彦(浄土宗大蓮寺住職)
山口洋典(應典院寺町倶楽部事務局長・立命館大学准教授)

上映作品

●映画紹介
3.11 A Sense Of Home Films
【製作年】2011年 【時間】約60分
【監督】
ビクトル・エリセ:スペイン/河瀨直美:日本/アピチャッポン・ウィーラセタクン:タイ/ジャ・ジャンクー:中国/桃井かおり:日本/レスリー・キー: シンガポール/イサキ・ラクエスタ:スペイン/ポン・ジュノ:韓国/チャオ・イェ:中国/山﨑都世子:日本、ペドロ・ゴンザレス・ルビオ:メキシコ/アリエル・ロッター:アルゼンチン/モハメド・ナジブ・ラザク:マレーシア/ウィスット・ポンニミット:タイ/ソー・ヨン・キム:韓国・アメリカ/ジョナス・メカス:リトアニア/
カトリーヌ・カドウ:フランス/スティーブン・セブリング、パティ・スミス:アメリカ/西中 拓史:日本/百々俊二:日本/想田和弘:日本

※映画の詳細は、website p>http://www.nara-iff.jp/about/311-a-sense-of-home-films.php

をご参照ください。

場所

應典院本堂ホール

料金

一般 1,200円
学生 1,000円
應典院寺町倶楽部会員・関係団体・被災された方 800円

お申し込み

上町台地.cotocotoでのオンライン予約(定員100名)

http://uemachi.cotocoto.jp/event/46382

應典院寺町倶楽部事務局

TEL 06-6771-7641

E-mail info@outenin.com

お問い合わせ

應典院寺町倶楽部事務局

TEL 06-6771-7641

E-mail info@outenin.com

主催・協力等

後援 関西学院大学社会学部
後援 NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)
協力 ビジュアルアーツ専門学校
協力 NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
助成 公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団