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12/8~1/19 コモンズフェスタ2014開催いたしました

1998年から続く、毎年恒例の総合文化祭「應典院コモンズフェスタ」を開催いたしました。今年は、2期にわたり、12月8日から1月19日まで、計19日間、18プログラムを実施。昨年度から引き続き、企画委員制を導入となりました。

委員の方々とともに、8月から企画委員会を重ねながらプログラムを構想。加藤悦子さんには「外国僧と日本語で語ろう」、川浪剛さんには「日常ユートピアの建立」「母が性職になるとき」、立花裕介さんには演劇公演「よぶ」、松本典子さんには「ヨガと仏教讃歌」、むつさとしさんには「24Hトーク如是我聞」「大阪モダン寺巡礼ツアー」「直観讀みブックマーカーをつくろう」「まわし読み新聞をまわし読みする」を企画立案いただきました。

定例の、「詩の学校」「グリーフタイム」「からだとこころに染み入る仏教医学の会」「お寺MEETING」に加えて、此花在住のアーティストmizutamaには写真展を、今年の招聘作家hyslomさんには「大家さんの伝書鳩」展を開催。森田真生さん、釈徹宗さんをお迎えした「数学の演奏会」は本堂ホールが満席となりました。また、子どものための演劇ワークショップ「子供鉅人と子どもたち」がパドマ幼稚園で実施されたり、演劇のチラシを紹介する「出張チラシTV」のUSTREAM中継など新しい試みもありました。

写真: 1月19日クロージングトークの様子

企画委員の方々の新しい視点と広いネットワークによって、應典院がより一層重層的で開かれた対話の場となった18日間でした。特に、今回のコモンズフェスタ2014は、應典院のテーマである「学び、癒し、楽しみ」が非常にうまく融合した文化祭となり、日々の生活に埋もれている小さな物語や問題意識、他者とつながる新しい遊びや気づきが共有された機会となったのではないでしょうか。クロージングトークでは、直前に千秋楽をむかえた演劇公演「よぶ」の原案・主役立花裕介さん、作・演出勝山修平さんにもご列席いただきながら、人間の不条理を描いた作品の感想をそれぞれ吐露しあうこととなりました。多方面からのご参加ありがとうございました。

それぞれの企画当日の様子やレポートはoutenincommonsfestaフェイスブックページをご覧ください。

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