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1/17 コモンズフェスタ2015「仏教医学の会~アーユルヴェーダ医を招いて~」を開催いたしました。

1月17日、コモンズフェスタ2015「仏教医学の会~アーユルヴェーダ医を招いて~」を應典院本堂ホールにて開催いたしました。この企画は、仏教と医学とをむすびあわせながら健やかに生きる知恵を紐解く、月に一度の学びの場「楊柳の会」の特別編として行われました。今回は大阪アーユルヴェーダ研究所の稲村晃江(イナムラ・ヒロエ・シャルマ)さんとHSシャルマさんをお迎えし、「アーユルヴェーダと仏教」というテーマでたっぷりとお話を聞かせていただきました。

5000年の歴史を持つインドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」とは、もともと「生命の知恵」や「寿命の科学」という意味で、健康に老いるための方法のこと。その領域は生の営み全般にわたり、食事、睡眠、性生活など、過剰さを戒めて日々をどう過ごすかということによって、人間の持っている免疫力や自然治癒力を高めていくそうです。今回は特に、仏教慈悲思想や仏教経典との影響関係といった側面からもお話をいただきました。

会のはじめとおわりには、実家がお寺であるHSシャルマさんの提案で、應典院のご本尊へお祈りする時間を持ちました。参加者からは「自然との調和の考え方が良かった。マクロビオティックや自然療法とも通じるところがあるように思った」との感想をいただきました。全く年齢を感じさせない講師のお二人のお元気な姿が、アーユルヴェーダの実践知をまさに体現されていました。