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2018/11/9-11/11 N₂『書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み Tab.4『磔柱の梨子』 – Beggars in pear orchard』

<應典院舞台芸術祭Space×Drama×Next2018参加作品>

書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
Tab.4『磔柱の梨子』
– Beggars in pear orchard

さて、河原乞食といわれる “わたしたち” には常に貧困がついてまわる。
男も女も、みな神仏はおろか偶像ですらないのに身を削り、心を砕いて生活をしている。

どうしても青が浮いてしまう空間というイメージがある。天井に埋まる作業灯も、たった一つでないが故に月明かりとはならないが、まるで遠いはずの星球が近くで息づいているようだ。それでも、ここがブラックボックスでないのはいうまでもなく今も、わたしたちはドラマチックな白々しい嘘をついてまわるのが常である。なかったことにされていた暗幕はあるものとなり、形骸化した劇場のすがたが青年の芝居へ黒いかげを落としている。

作・演出・宣伝美術

杉本奈月(N₂)

出演

鄭婀美 キャメロン瀬藤謙友

日時

2018年
11月9日(金)15:15/19:15
11月10日(土)11:15/15:15/19:15
11月11日(日)11:15/15:15

料金

一般:前売券3,000円・当日精算券3,500円
應典院寺町倶楽部会員:前売券2,500円・当日精算券3,000円

劇団HP http://gekidann2.blogspot.com

應典院舞台芸術祭SDN2018 http://sdn.spacedrama.jp/