イメージ画像

2018/11/20 應典院寺務局:應典院寺町倶楽部コモンズフェスタ2019実行委員会が開催されました。

2019年1月17日から20日まで、應典院寺町倶楽部による総合芸術文化祭コモンズフェスタ2019が開催されます。今回は初となる企画公募も実施。仏教・演劇・ダンス・音楽・トーク・ワークショップなど、「揺れる應典院」をテーマに展開される全プログラムの内容について、先日情報公開がされたばかりです(プログラム一覧はこちら)。

もともとコモンズフェスタとは、應典院再建直後の1998年にはじまり、アーティストや社会活動を行っているNPO等が自発的に場をつくりあげ、それぞれの実りを共有していくことを念じて開催が重ねられました。コモンズとは英語で「共有地」を意味します。社会のほとんどの場所においては、何らかの専門性とその目的に応じた活動が求められ、そこに当てはまらない人は対象者になりえません。ですが、すべての人に関わる仏法の場であるお寺においては(たとえ仏教を信じていない人でも、お寺の中に入ることはできます)、それぞれの立場のちがいを越えて場を分かち合い、共有地を立ち上げることができるのではないか――。そうした開始当初からの思いを受け継ぎ、運営形態を幾度も変えながら実施を続けています。

今年の夏頃から各企画者が應典院に集まり、コモンズフェスタ2019実行委員会を4度にわたって実施、それぞれの顔合わせや企画会議、意見交換を進めてきました(写真)。刺激を与え合いつつできあがった各プログラムをご覧いただければ、特定のジャンルにとどまらない、きわめて幅広いテーマや手法が扱われていることがお分かりになると思います。分野・領域を越えた交流があることで、当日の企画に関してだけでなく、その後の活動や興味関心についてもいっそう広がりと気づきが生まれることを願っています。

コモンズフェスタ2019、来年1月の開催をどうぞご期待ください。