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2019/5/21 應典院寺務局:おてら終活カフェ第9回「書いてみる?エンディングノート」を開催いたしました 。

5月21日、應典院2階気づきの広場では、第9回目を迎える「おてら終活カフェ」を開催致しました。今回は藤井奈緒さまをゲストに、『書いてみる?エンディングノート』として、(一社)相続手続支援センターのご協力の元、エンディングノートについてのお話をうかがいました。また、当日は参加の皆さまには、同支援センター発行のエンディングノートを特別配布させていただきました。

エンディングノートは、皆さんがご想像される通り、『人生の終焉を想定して、様々な事柄を書き記しておくノート』として広く認知されるようになりました。色々な書店でも販売されていますし、最近では、多くの自治体や終活関連の業者様から無料で配布されていたりもします。藤井さんも色々な種類のエンディングノートのサンプルをお持ちくださいました。

しかしながら、いざ自分も書いてみようと思い、ノートを手に 入れたとしても、実際はなかなか書き上げることができないものです。 最近の調査では、書きたいと思っている人であっても、20人に1人も書けないでいる、とのデータもあるくらいです。

そんなハードルの高いエンディングノートではありますが、藤井さんはエンディングノートが書けない理由を少しづつ掘り下げていきながら、エンディングノートが必要な時とその理由を付け加えながら、ほんの少しの工夫と発想の転換で、自分の想いのたくさん詰まった、素敵なノートを完成させることができる術を教えていただきました。その方法は、今回のカフェに参加された方だけに伝授してくださいましたので、目から鱗のこの術をお知りになりたい方は藤井さんが行っていらっしゃる様々な講座へ是非ともお出向きいただければ嬉しいです。

その後、大蓮寺・應典院住職の秋田光彦、大蓮寺副住職・應典院主幹の秋田光軌とともに、遺言でも遺書でもない、エンディングノートの意味や価値について、お話を深めていきました。

最後の時間は、参加者同士でおしゃべりする時間を持ちました。初めて会った方同志でも、不思議と「おてら終活カフェ」は色々なお話に花が咲き毎回楽しい時間を過ごしております。最後、カフェの終わりを告げるのが惜しく感じる時間でもあります。