イメージ画像

2021/9/9 應典院職員の沖田都が得度しました。

 去る9月1日に大蓮寺本堂にて得度式があり、師僧である秋田光彦住職から2名のものに僧名が授与されました。得度式とは、僧侶として生きていく決意を固める入門の儀式で、頭にかみそりを当てる「剃刀の儀」を受け、僧侶の証しの法衣、袈裟を僧名とともに授かる儀式です。この度は境内パドマ幼稚園に勤める村木健一(44歳)とともに、應典院職員である沖田都(39歳)が結縁しました。当日は、兄弟子3名と院代、職場の上司や家族などが臨席し、厳かな法要が営まれました。なお、僧名は村木が「健光」、沖田が「都光」といい、年内には正式に浄土宗宗徒として登録されます。

沖田は、大蓮寺と應典院の協働ですすめる「おてら終活プロジェクト」のなかで特にご供養と終活相談のチーフとして従事し、さらに秋田住職の薦めで、「上智大学グリーフケア研究所」にてスピリチュアルケア・グリーフケアを学んでおります。どうぞこれからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

沖田都光よりご挨拶

「應典院で勤めはじめて6年目を迎えています。應典院の多岐にわたる事業に関わらせていただき、来山される方々と接する日々を通して、お寺の職員としてさらに仏教の智慧を学び、法要やお寺のスタッフだからこそできるグリーフケアについて、もっと深めてみたいと考えるようになりました。ひとつひとつの仕事、法要や学びが連綿と続き、自然な道標となって、このように僧侶となるご縁へと繋がっていきました。まだまだできることは少ない私ではありますが、目の前に見える道を素直に歩んできたからこそのご縁であると感謝しております。今後も、大蓮寺・應典院での法務に日々精進し、終活にまつわるご相談や、人生のさまざまな悲しみや悩みに寄り添っていけるよう一層頑張ってまいります。未熟ではございますが、沖田の僧侶としての新しい歩みを温かく見守っていただけると幸いです。」

 

 

人物(五十音順)

秋田光彦
(浄土宗大蓮寺・應典院住職)
沖田都
(應典院職員)