
【開催報告】まちなか教育EXPO「伝統とアートが織りなす「まなび」の創造!」
10月18日に開催されました「まちなか教育EXPO」では、たくさんの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。應典院の空間を舞台に、多様な「まなび」の体験や展示が展開され、終始活気に満ちた一日となりました。
應典院ならではの「寺とまち」をテーマにしたプログラムの数々をご紹介いたします!
【体験ワークショップ】伝統に触れ、アートを楽しむ
今回のEXPOでは、五感を使い、創造性を育む魅力的な3つのワークショップが実施されました。
1. 墨をすってデザインしてみよう!
「墨を磨る」いう行為から丁寧に体験していただく、奥深いワークショップとなりました。参加者は、じっくりと墨の香りと感触を味わいながら、和紙の上で広がる墨の美しい滲みを楽しんでいらっしゃいました。なんと、お寺にふらっと立ち寄られたオーストリアからの観光客の方々もご参加!国境を越え、日本の伝統文化に触れる貴重な国際交流の場にもなりました。
2. ゴールドカラーで作品を作ろう!
寺社仏閣の荘厳な装飾にも使われる、神秘的な「ゴールド」の色をテーマにした作品づくりを行いました。「金色の輪で出来たメインレリーフはお釈迦さまの光の輪だよ」と講師の桜木先生から説明があると、子どもたちは、その輝きに魅せられ、驚くほどの集中力でもくもくと自分だけのオリジナル作品を完成させていました。
3. 日本写真を体験しよう!
古典的な写真の技法を体験できる、ユニークなプログラム。
参加者は、お寺の外に出て、境内の落ち葉や枝など自然の素材を「型」として使い、世界に一つだけのオリジナル作品を創り上げていました。昔ながらの技法を通じて、光と影の面白さを発見する「まなび」となりました。
【展示ブース】知的好奇心を刺激する多様な展示
会場には、体験の場だけでなく、様々な角度から「まなび」や「アート」に触れることができる展示ブースも設けられました。
 光とアートの空間: 写真を用いた体験スペースや、目を引く立体アート作品の展示は、訪れる人々の知的好奇心を刺激しました。
 「寺子屋」の精神を未来へ: 日本寺子屋協会が取り組んでいる、現代の社会課題に挑むプロジェクトの紹介は、多くの方の関心を集めました。
 地域とのつながり: 地域の企業であり、今回協賛をしてくださった(株)オオウエ様による商品の出展があり、地域社会との連携、温かいご支援を感じられるブースとなりました。
また、ロビーではせんちゃんコーヒー、ミッチー食堂の南インドカレー、Cohachiさんの米粉とお豆腐のドーナツも販売し、大変良い香りにも囲まれて、たくさんの親子連れが楽しむ時間になりました。
まちなか教育EXPOは、午前にはパドマ幼稚園との協働でのアート祭として、午後には一般開放として、應典院の現代的空間と現代の「まなび」が融合することで、参加者一人ひとりの「創造力」と「探究心」を刺激する一日になりました。
應典院では、これからも地域社会と連携し、新しい文化や学びを生み出す取り組みを続けてまいります。今後の活動にもどうぞご期待ください!










