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2026/3/26 【開催報告】あそびの精舎プロジェクト「おてら哲学フォーラム」初回・2回目(齋藤佳津子)

あそびの精舎の計画を構築する折から、秋田光彦住職が必ず開催したいという強い思いを持たれていたのが、大阪公立大学弘田陽介先生による、市民の方との哲学的な学びの場であった。満を持して、この2月から開催されているこのフォーラムの様子を報告します。

まずは、お寺で開催する「フォーラム」という言葉。フォーラム(Forum)とは、特定のテーマについて大勢が集まり、討論や意見交換を行う公開の場やイベントのことです。語源は古代ローマの都市の中心にあった公共広場「フォロム(forum)」で、そこが市場や裁判、政治集会に使われていたことに由来します。シンポジウムなどよりももっとオープンでカジュアルな意見交換の場。2月の初回、3月の2回目にも、市民の方々が多く集まってくださいました。演劇に携わる方、看護に関わる方、教育の現場を持つ方など、様々な視点からインゴルドの『教育とは何か』の前提のある問題提起を解説いただき、2回目からは一章を読み進めました。読み進める中で感じたこと、疑問点をオープンに話し合います。もちろん正解はないので、皆さんから出される問いによって、思考がが深まっていく、そんな空間でした。

 

▲初回の様子

2回目の一章を読み進めていく中で出された言葉や概念、意見交換での話しは以下のとおりです。

 

・私たちの持つ教育概念の視点を変えていくものをデューイが既に提言していた事実。

・ヘルバルト主義VSペスタロッチ主義。日本の教育の不可変状態。

・事物や人について学ぶ、のではなく、事物や人とともに学ぶ。

・シティズンシップ教育

・ブリコラージュ(bricolage)を思い出した!

・星は見られることによって星座になったり、星占いに変容していく視点。

・熊の狩の喩え(おじいさんの智慧、新しい人たちの智慧、その融合)

・コモンズ(commons)とコモニング(commonning)の違い

・伝達の教育ではなく、注意を払う教育の意味。

 

気になるキーワードがあれば、途中からの参加でも大歓迎です。おてらで開かられる、他者と一緒に創る学びの場にご一緒ください。

▲2回目の様子

【全6回】おてら哲学フォーラム〜主体性を考える 一緒に生きることの哲学から〜(モデレーター:弘田陽介)

 

第3回目以降も参加者募集中です。是非お気軽にお越しください。