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1月17日 阪神淡路大震災物故者ご供養のための法要をいたしました。

1月17日 阪神淡路大震災物故者ご供養のための法要をいたしました。

阪神淡路大震災から17年目にあたる1月17日正午に、震災物故者のための追悼法要がとりおこなわれました。
朝から、應典院地蔵尊前にお焼香台を設置。往来される方々にもお焼香の機会を呼び掛けさせていただきました。正午には秋田住職、池野事務局長による法要の後、應典院スタッフも参列して追悼の梵鐘をつきました。山口主幹は、早朝から現地神戸三宮の東遊園地にて行われた「阪神淡路大震災1.17のつどい」に参加されたそうです。

今年は特に、3.11東日本大震災によって日本中が再度多くの悲しみに直面しました。17回目をこのような心境で迎えることになるとは誰もが予想しなかったこと。
少しづつ風化し始めていた「あの日」の記憶と経験の重みを、皮肉にも、深く再確認する1日になったのではないでしょうか。
他方で3.11以降、阪神淡路大震災での教訓、例えば救援物資やボランティア派遣方法、仮設住宅でのコミュニティづくりや心のケアなど多くの点が生かされていることも事実です。ただ衣食住を満たすだけの復興ビジョンではなく、人間の根源的な暮らしと幸せのあり方にスポットをあてる目線が少しづつ育まれています。
應典院では、今年のコモンズフェスタを1月から3月開催に変更して、「伝承」と「接続」をテーマに掲げ、「3.11から1年目」を皆様といっしょに迎える機会を設けます。
詳細はホームページにてご案内いたします。どうぞご関心・ご参加ください。