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2020/1/18 看仏連携<看護と仏教>地域包括ケア寺院の可能性を考える

あなたの街のお寺が<人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)>の舞台となるために

浄土宗大蓮寺・株式会社サフィール主催・應典院協力事業

https://www.facebook.com/kanbuturenkei

日本最大の社会資源・仏教寺院は、全国にその数およそ7万5千。
どんな地域にもお寺はあって、人々の生老病死とともにあった。
僧侶は臨終の枕元に寄り添って、死では終わらない物語を語り伝えてきた。
今、多死社会、無縁社会と言われるが、
人はやっぱり住み慣れた地域で最後まで暮らしたい。
それをどこで、誰が、どのように支えるのだろう。
「場」として、「人」として、そして「物語」として、
あなたの街のお寺が<人生会議>の舞台となるために。
看護と仏教が協働する「看護と仏教」、
渾身のリレートーク230分!
 
<人生会議(ACP/アドバンス・ケア・プランニング)>とは…
もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もってお考え、
家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
 
日時:2020年1月18日(土)午後1時30分 開会(午後5時20分閉会予定)
会場:浄土宗 大蓮寺 客殿
参加費:3,000円
対象:僧侶および看護、介護の領域に従事されている方

【満席のためキャンセル待ちです】
「看仏連携」へのたくさんのお申込みを有難うございます。ただいま満席のため、キャンセル待ちにて受付中です。今後は、申し込みフォームではなく、お電話にてご連絡ください。キャンセルがありましたら、こちらからご連絡を差し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

電話:06-6771-7641

應典院:電話/メール 06-6771-7641 info@outenin.com
申込QRコードはこちら

 

当日プログラム詳細

Introduction:なぜ「看仏連携」なのか

秋田光彦(浄土宗大蓮寺・應典院住職)

Session1:社会資源としての寺院・僧侶の可能性を探る 

東海林良昌(浄土宗雲上寺副住職・浄土宗総合研究所研究員)
三浦紀夫(真宗大谷派僧侶・NPO法人ビハーラ21事務局長)
コーディネーター:秋田光彦

Session2:がん専門看護師×臨床宗教師~看取り・グリーフケア・ACP・終活

志方優子(JCHO大阪病院がん看護専門看護師)
鍋島直樹(龍谷大学教授・臨床宗教師研修主任)
コーディネーター・河野秀一(㈱サフィール代表・(一社)日本看護管理学会評議員・臨済宗妙心寺派少林寺閑栖住職)

Work shop :「モンクandナース・看仏連携のニーズを探る何ができて何ができないか〜」

コメンテーター:大河内大博(浄土宗願生寺住職・(医)日翔会チャプレン)
コーディネート:齋藤佳津子(浄土宗應典院主査)

Presentation:「地域包括ケアシステムにおける看護師と寺院・僧侶との連携」

河野秀一

ゲストプロフィール

秋田光彦 (あきた こうげん)

1955年大阪市生まれ。浄土宗大蓮寺住職。97年に同寺塔頭寺院「應典院」を再建し、地域での社会的・文化的活動の拠点に開放。また、人生の最終章を支援する「終活」をNPOや社会的起業家と協働して取り組むなど、お寺を拠点として、仏教、アート、まちづくり、コミュニティケアなど、「協働」と「対話」の新しい地域教育にかかわる。

東海林 良昌(しょうじ りょうしょう)

宮城県塩竈市生まれ。浄土宗雲上寺副住職。佛教大学文学研究科修士課程修了。東北大学文学研究科博士課程後期課程満期退学。専攻は、浄土宗史、日本仏教史、日本思想史。世界仏教徒連盟副事務総長、全日本仏教青年会顧問、浄土宗総合研究所研究員、佛教大学非常勤講師、介護者サポートネットワーク・ケアむすび代表。

三浦 紀夫(みうら のりお)

大阪府生まれ。百貨店で仏事相談員を10年間勤めた際に「医療・介護と仏教の連携」を感じ、東本願寺で得度後ビハーラ21の活動に参画。現在、医療・介護と連携し、制度からこぼれ落ちる独居高齢者へのサポートを行う。また、上智大学グリーフケア研究所、花園大学で非常勤講師も勤めている。

志方 優子(しかた ゆうこ)

JCHO大阪病院がん看護専門看護師。2012年大阪府立大学看護学部博士前期課程修了。同年12月がん看護専門看護師資格を取得。緩和ケアチーム看護師として患者・家族が日常生活を大切にしながらがんという疾患や治療と付き合うことができるようにその人自身が持っている力を活かせるような関わりを意識している。

鍋島直樹(なべしま なおき)

龍谷大学教授。同大学院実践真宗学研究科長。真宗学を専門とし、親鸞浄土教の生死観やビハーラ活動の研究を行う。死の前で不安を抱える人、愛する人と死別し悲しみに沈む人たちへの仏教生死観と救済観の研究を行う。また、宮沢賢治の教えから「行動すること」の重要性を学び、震災直後から被災地を38回訪問されている。

河野秀一(かわの しゅういち)

株式会社サフィール代表取締役、関東学院大学大学院看護学研究科非常勤講師、北里大学非常勤講師、一般社団法人日本看護管理学会評議員、臨済宗妙心寺派少林寺閑栖住職。各地の看護協会で看護管理者向け教育を行うとともに東京、埼玉、愛知県において「地域連携・退院支援研究会」のコーディネーターとして活動している。

齋藤佳津子(さいとう かつこ)

京都生まれ京都育ち。浄土宗應典院主査。ボストン大学大学院にて非営利組織の運営を学んだ後、1996年より(公財)京都YWCA勤務。浄土宗共生地域文化大賞運営委員を歴任。京都女子大学大学院現代社会研究科後期博士課程満期退学。非営利組織の評価論や生涯教育、子育て支援論を研究する。2012年より現職。京都女子大学非常勤講師。

大河内大博(おおこうち だいはく)

浄土宗願生寺住職、医療法人社団日翔会チャプレン、臨床仏教研究所特任研究員、高野山大学非常勤講師。2001年より病床訪問、2006年より遺族支援を開始。「お寺地域ともいき社会プロジェクト:さっとさんが」を発表し、2020年春、訪問看護ステーションの開所、スピリチュアルケア在宅臨床センターの開設を準備中。
主催:浄土宗大蓮寺、株式会社サフィール
後援:公益財団法人大阪府看護協会・関西臨床宗教師会
協力:龍谷大学実践真宗学研究科・(一社)お寺の未来まいてら・浄土宗應典院

助成:公益財団法人浄土宗ともいき財団