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2020/8/3 釜ヶ崎芸術大学  詩 お盆編「それから」

死と詩が同じ発音をもつのは、たんなる偶然ではないと思う
ことばは、すべてを背負っている
すべて。世界としかいいようのない空間
時間。生と死がくりかえされてきた
そしていまもくりかえしている この瞬間
ひとつきりの人生に、わたしたちは自身のなかに死者を持つ
ふだんはそんなことをすっかり忘れて
仕事の段取りや、ご飯の算段、恋愛の行方
帰り道の道草の仕方、くしゃみをとめる方法
問題の仕事などを一生懸命考えていたりする
毎年やってくる夏。
大阪の夕暮れていく墓地で
いまあなたのそばにいない大切なひとと
詩のことばで出逢う
生きることは、
出逢いなおしつづけること、かもしれない
夏風渡る墓地で
墓石の影がつくる夜のはじまりに
沈黙よりもふかい静けさで

墓地で詩をつくり朗読します。身近な人を亡くされた方やしみじみお盆を過ごし
たい方、詩をつくるなんて何年ぶりという方も、お気軽にご参加ください。

日時 2020年8月3日(金)18:30 21:30終了
大蓮寺にて 秋田住職による法要
墓地にて ワークショップ 詩作・朗読

*雨天の場合は墓地が見渡せるロビーでの開催となります

【進行】 上田假奈代 http://www.kanayo-net.com/
【持参ください】
筆記用具 ノート (バインダー)虫よけスプレー 懐中電灯
*雨天の場合は墓地が見渡せるロビーでの開催となります

会場 大蓮寺墓地内 大阪市天王寺区下寺町1-1-30
電話 06-6771-7641
料金 1,000円(経済的にしんどい方は無料でけっこうです)
お問い合わせ info@cocoroom.org

06-6636-1612(ココルーム )
主催:NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
共催:應典院、大蓮寺

人物(五十音順)

上田假奈代
(特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋代表)