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2022/4/29 キッズ・ミート・アート+2022 ~ものがたる絵・立ち上がる音~ 立絵で人形芝居を演じるとき~

キッズ・ミート・アート+2022

ものがたる絵・立ち上がる音~立絵(たちえ)で人形芝居を演じるとき~

 

立絵とは江戸時代から民衆に伝わる紙人形芝居のことです。

永柴孝堂さん(1908~1984)によって「ペープサート」と名付けられて、戦後の保育の世界では拡がってきました。今回の企画は、日本の伝統的な絵巻物の起源にまで遡り、日本独特の長い紙に絵物語を書く文化から再現してみます。親子と仲間たちで「ものがたり」を楽しみ、様々な立絵を作る時間を楽しみます。

あくまでも子どもたちが柔軟な想像力をもって、自分たちの「絵ものがたり」を創造していくプログラムとして企画しました。また、場面展開には躍動感を出すために、世界共通のわらべうたに見られる「ヨナ抜き五音階(ペンタトニックスケール)」の鉄琴を自ら演奏して、効果音として使用し、お話を彩ります。

*なお、当企画は前川財団の実践研究として助成が採択された実践研究です。参加者の方には、個人情報に配慮した上で、「記録(写真・映像)」発表へのご協力、事後インタビューの依頼をお願いすることがあります。ご了解いただきご参加ください。

【日時】4月29日(金・祝) 10:30-16:30(10:15受付開始) ※要申込 定員16名

定員を超えてお申し込みがあった場合は、一旦4月15日に抽選を行い、結果をメールにてお知らせします。

【会場】 浄土宗應典院
【参加費】無料
【対象】年少~小学生+保護者(祖父母も含む)
【申込み】TEL 06-6771-7641 FAX 06-6770-3147 E-mail info@outenin.com
オンライン申込み URL:https://forms.gle/EZRwBVvBeaECFBb67

【プログラム内容詳細及び進行表】

イントロ:実演の時間

どんなものを作ってみるのか、ゲストが実演してみます。どんなお話になるのかな?

第1部:長い巻紙に絵を描き、登場人物を「立ち絵」で製作してみます。お話のあらすじを考えてみましょう。

第2部:お話の展開が変わるところの「効果音」を鉄琴で作ってみましょう。

第3部:各グループの作品を上演する時間です(各グループ発表)

◆ゲスト

おんがく:日高由貴(ひだかゆき)さん/ジャズミュージシャン・大阪城南女子短期大学講師

 

奈良県に生まれ、九州各地を転々として育つ。3歳からピアノを始め、中学高校では吹奏楽部でクラリネットを担当。京都大学入学時になりゆきでジャズに出会い、歌手、市川芳枝に師事。大阪大学大学院に進学し、教育史、文化交流史を専攻。卒業後は、研究所での秘書業務、企業での派遣社員など、さまざまな仕事の傍ら、ホテルでの弾き語り演奏、ライブ活動などを続ける。大阪城南女子短期大学非常勤講師(幼児音楽)を経て、現在同大学講師(教育学、児童文学、音楽)。

 

ものがたり:須賀みな子(すがみなこ)さん/教育学者・相愛大学、大阪城南女子短期大学非常勤講師

山形県育ち、京都大学入学を機に憧れの京都暮らし。教育学部で教育学を専攻後、大学院に進学し「生活綴り方運動」など、「言葉」と子どもの生活の関係を研究。大学院在学中に3人の子どもの子育てを経験し、絵本や物語の持つ魅力に出会う。現在、相愛大学、大阪城南女子短期大学、帝塚山学院大学での非常勤講師として幼児教育や教育学を教える。

 

びじゅつ:柴田精一(しばたせいいち)さん/美術作家・大阪城南女子短期大学講師

高松で生まれ、神戸で育つ。学生時代は京都で絵画を学び始めるも、すぐに絵を描きたくなくなり、絵画じゃない方法を模索する。京都市立芸術大学大学院では晴れて彫刻を学び始めるも、彫刻もしたくなくなり、絵画と彫刻じゃない方法を模索し始める。社会人になってからは神戸で会社員をしながら絵画教室を運営し、自身の作品発表を行う。

 

ディレクション:齋藤佳津子(さいとうかつこ)/パドマ幼稚園・應典院主査

 

京都市生まれ。大学で日本中世史文学を学び、米国ボストン大学院にて非営利組織の運営論を学ぶ。国際NGOの京都YWCAで15年勤務し、英語教育や子育て支援のプロジェクトを開始。3人の子どもを育てながら、京都大学大学院研究生を経て、2006年京都女子大学大学院後期博士課程へ。2012年より應典院、パドマ幼稚園の教育事業にも携わる。京都女子大学非常勤講師(児童文化環境)


【キッズ・ミート・アートとは】

2013年から開催するアートフェスティバル。「子どもとおとなが一緒に楽しむ創造の場」をテーマに、お寺と幼稚園を会場にして、芸術家によるパフォーマンスやワークショップを展開しています。子どもの感性の豊かさと、アートに潜む「インファンス」(「言葉にならないもの」と「子ども性」という二つの意味を持つ)をつなげる試み。

 

【問合せ】應典院事務局
〒543-0076 大阪市天王寺区下寺町1-1-27
TEL 06-6771-7641 FAX 06-6770-3147
E-mail info@outenin.com URL https://www.outenin.com

主催:学校法人蓮光学園パドマ幼稚園・浄土宗應典院

協賛:大阪城南女子短期大学

助成:公益財団法人 前川財団

※汚れてもいい、動きやすい服装でおこしください。

人物(五十音順)

齋藤佳津子
(應典院主査・学校法人蓮光学園 パドマ幼稚園・事業センター 主査)