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3/29「あの劇場があった風景」 第三幕:森ノ宮プラネットステーション編

【應典院寺町倶楽部会長企画】

インターネットラジオ「Lost Challenge」
公開収録<特別編>

2011年4月に開始した應典院寺町倶楽部によるインターネットラジオ「Radio Lost Challenge」。毎月第1木曜日の18時半から、喪失の中から新たな挑戦に取り組んでいく人たちを追っています。その統一テーマを踏まえつつ、2011年度は第5木曜日にも特別編を開催。應典院寺町倶楽部会長企画により、「大阪の小劇場」というキーワードで年3回の連続企画として展開します。
ゲストには60年代に始まる日本の現代演劇の主流である「小劇場演劇」の大阪における発表の舞台となり、今はもう存在しない劇場にかかわった方々をお迎えします。それぞれの劇場があった時代の風景を語りながら、それぞれの劇場の果たした役割を確認します。
「公開収録」の名のとおりに、広く皆さんに聴講いただければ、と思っています。ぜひ、今も残っているそれぞれの劇場の功績を再確認し、今後の大阪における現代演劇の進むべき方向を語り合う場にご参加ください。

3/29 「あの劇場があった風景」
第二幕:森ノ宮プラネットステーション編

【ゲスト】

餘吾康雄(よご・やすお)さん

1994年より5年間、大阪府立森ノ宮青少年会館プラネット・ステーションにて初代制作チーフとして勤務。1999年より大阪市文化振興事業 実行委員会チーフ、 2000年より大阪市立芸術創造館にて管理スタッフとして勤務。地域文化活性のための情報誌「C/P(カルチャーポケット)」の元編集人。芸術文化活動に たずさわる若者たちの生の声と実像を肌で感じながら、行政と彼らとのパイプ役を担う。現在は、NPO法人remo、NPO法人recipの理事。

棚瀬 美幸(たなせ・みゆき)さん

劇作家・演出家。1996年、南船北馬一団を結成。2007年に劇団を個人ユニット“南船北馬”へ移行。大阪シナリオ学校戯曲講師を始め、各種の企画において戯曲・演出講師として活動。女性特有の繊細さと情念的ともいえる強さを内包した作品に特色があり、NHKラジオドラマなどメディアにも作品を提供するなど幅広い活動を行う。日本劇作家協会会員、NPO法人大阪現代舞台芸術協会理事、日本演出者協会会員。第7回劇作家協会新人戯曲賞大賞、2006年大阪舞台芸術新人賞、第7回AAF戯曲賞佳作受賞。

河野 清麿(かわの・きよまろ)さん

1970年大阪府生まれ。1996年、大阪府青少年活動財団のプラネット・ステーション事業、プラネット映画祭プロデューサーに。その後、1999年にプラネット・ステーション制作チーフに就く。同年、『INDIE’S PLANET』を設立、代表に就任。2001年より[Short Shorts Film Festival in Osaka]の実行委員を務め、2002年には同フェスティバルのゼネラルプロデューサーに。数々の映画祭、自主制作映画のプロデュースなどを手掛けながら浄土真宗の僧侶も兼任。幅広いフィールドで活躍中。

相内唯史(あいうち・ただし)さん

1977年北海道札幌市生まれ。大学進学で関西へ。2000年 in→dependent theatre 劇場プロデューサー就任。現在、1st・2ndの2劇場をプロデュース。最強の一人芝居フェス「INDEPENDENT」シリーズなど、挑戦的でコンセプチュアルな劇場プロデュースを企画製作。演劇畑出身でない特異な経歴と斬新なアイディア、フットワークの軽さで注目され、クリエイターとしても映像や宣伝美術で様々な作品に参加。